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2005年6月 9日 (木曜日)

良寛さんの生き方

良寛さんの辞世の句は定かではない。私のブログのサブタイトルが辞世の句だと本に記述されていたし、昨日本屋で立ち読みしたところによると「散る桜 残る桜も 散る桜」ではないかと書かれていた。定かではないようである。そんなことは学者に任せておけばよい。感動があればいい句なのですよ。
良寛さんは字が上手で、殿様から教えるよう頼まれたがキッパリ断りました。権力者に反発する、意思の強さ、弱い人々に対する思いやりに溢れた生涯でした。蚤シラミに己の血を吸わせてあげるような人柄。また、尼僧と相思相愛の恋に落ちながら「ヤラナカッタ?」人でもありました。
良寛さんの字が好きで、真似て書いてみたのですが、人格があまりにも程遠いので、非なるものとなりにけり。優しさの内に秘めた厳しさが、いや、厳しさをやさしで真綿のように包んだ書体に憧れています。道元に憧れ近づこうとした良寛さんに私も近づきたい。
「裏を見せ 表を見せて 散る紅葉」は3年前母の葬儀の挨拶で使いました。母はやさしく、おとなしい人でした。リュウマチと骨祖少症で骨盤の骨折を繰り返し激しい痛みを我慢していたため般若の形相となり、気難しくもなりました。意識が薄らぐと傷みを感じなくなるのか最後はやさしい顔に戻りました。そんなことから使わせていただきました。 父の告別式には「散る桜 残る桜も 散る桜」を使う予定です。 私の告別式にはボブ・ディランの唄を流そうかと思っておりますが、こればかりはお約束できませんね。

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