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2005年10月12日 (水曜日)

霊と死*TVより

昨夜、美輪明宏さんが出演している爆笑問題の民俗学というTVを観た。内容は、霊は存在するか?死んだらどうなる?タレントは殆ど発言がなかった。と言うより、できないでせう。数学者のピータさんの方が日本文化について詳しかった。
番組では宗教学者、民俗学者、大脳生理学者の意見に美輪さんが解説の形式で進行した。人間は大脳が発達したため、未来を考えることができるようになった。すなはち死を考えるようになったが、大脳は死の恐怖に耐えられない。恐怖を緩和するため神、霊などを1万年前から生み出した。西洋の一神教はランクがあり善悪が明快で回答は1つであるのに比べ、日本は多神教の世界で万物に神が宿り、霊は災いをもたらすが、扱い方により福に転じる・・・そんな主旨でした。
結果、西洋文化と日本文化の対比となり、今の日本が西洋文化に向かって突き進んでいることがより鮮明となった。あるか、ないか。YESかNOか。○か×か。二者択一型が思考回路に深く侵入し、曖昧模糊な考え方が否定・排除される時代となってきた。明治維新の西洋化の悪癖は数多あるが、思考回路が変わってしまえば日本人でなくなる。仏教の中道思考、京都のはんなり、茶道の幽玄、国芳のお化け、里山、着物、和風、伝統行事・・・など、私が好きな事象が消えようとしている。
明治以降のビジネス社会は西洋の一部分を持ち込み、世知辛く、効率優先の企業を目指しており、そのなかで働く私達が自己の考えが持てない教育を受けたため、簡単に染まってしまった。また曖昧さを悪用した政治家も深く反省してもらいたい。
残念ですが、諦めず一人一人が動けば世の中が変わることを信じています。変人扱いされも良いではないか。輝ける文化を再び取り戻そう。

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