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2008年7月14日 (月曜日)

我が家と隣家のソテツに花が咲いた

我が家は雄花が2個、隣も雄花が1個咲いた。
隣のおじさんは「生まれて始めて見たけど子持ち悪い」といっていた。
私も記憶にない。

ソテツ(蘇鉄)は裸子植物ソテツ科の常緑低木。ソテツ類の中で日本に自生する唯一の種である。

日本では九州以南、琉球列島にかけて分布する。

根に根粒があり、藍藻類を共生させており、それらが窒素固定能を持つため、痩せ地でも生育できる。
鉄を受けると元気になる(蘇鉄)という伝承があり、茎にクギを打ち込まれていることがよくある。

生育は遅いが成長すれば樹高は8m以上にもなり、その際でも移植が可能なほどに強健である。

雌雄異株である
Kinnzyo4雄花 は幹と同じくらいの太さの松かさを長くして、幹の先端に乗せたような形で、松傘の鱗片にあたるものの裏一面に葯がつく。

Onokoro0109sotetu 雌花は茎の先端に丸くドーム状に膨らみ、雌しべを個々に見ると、上半分は羽状複葉の葉が縮んだ形、下半分の軸には左右に胚珠が並ぶ。種子は成熟すると朱色に色づく。

雄花が雌花に受粉すると精子が雌花の胚芽に届くそうだ。
こうした裸子植物は日本ではイチョウとソテツだけだある。

Sotetu_mebana 種子にはサイカシンを含み有毒であるが、でん粉分も多いので、皮を剥ぎ、時間をかけて充分に水で晒し、発酵させ、乾燥するなどの処理をすれば食用になる。沖縄では飢饉の際や戦時中にソテツを食料としてしのいだとの伝承があるが、毒にやられて苦しむ人が出て「ソテツ地獄」という言葉がうまれた。

また、種子から取ったでん粉を加工して蘇鉄餅が作られた。微生物による解毒作用を利用して無毒化された蘇鉄味噌あんだんすーの原料にされる。

江戸時代は八丈島へ島流しにあった者が、ソテツの花が咲くのを待ちわびた。
赦免花といわれ罪が軽減されたといわれている。

南国意外の地で隣と同時に花が咲くのは珍しい。

これも地球温暖化の影響だろうか。

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