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2008年6月16日 (月曜日)

生きること・・苦悩・悲哀

生、病、老、死」を佛経では四苦といふ。
シェークスピアはリア王で「人は泣きながら産まれてきた。」と書いた。

人は産まれたときから死に向かって生きている・・・など生を楽しいものと捉えた考え方は稀である。

人生の成功者と世間から認められる人がマスコミに取り上げられるが、その人と同じように頑張ってきた人は何万倍~何百万倍居るだろうか。

資本主義の市場原理のやうに、ほとんどの人は自然淘汰される仕組みになっている。
それなのに、稀な成功者は頑張れば出来ると言う。自分は選ばれた特別な存在であることを知らないから言えるのでせう。

産まれてきたことがエリートなんです。」などとも言うが、人は誰しも産んでくれと頼んで産まれては来ないのだ。

裕福で円満な家庭に産まれかったと誰しも思うが、飢餓の国や動乱の国に産まれ、泥水の産湯につかり、マラリヤかHIVに感染してしまうかもしれない。
輪廻転生を信じる国ではマラリアを持った蚊に産まれるかもしれないのだ。

Sinran親鸞は「私は父母のために念仏を唱えたことは無い 」といった。
キリストは「私の兄弟はあなた方すべてだ。」といった。

競争の果てに待っているものは何であらうか?

素晴らしい世界でないことだけは断言できる。

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