大安・吉日・仏滅など、日の善し悪しにこだわることなく・・・自由に
大安・吉日・仏滅など六曜は、足利時代末期、中国より渡来した『事林広記』という書物の中に明記してあり、諸葛孔明が「戦争を行う際の日の善し悪しを実験したものだ」と言って信用させたものである、といわれ何の根拠もない迷信であります。
結婚式や葬儀の日取りは、このような迷信に惑わされることなく、結婚されるお二人、遠方のご親戚や、友人、ご縁のある方々がもっとも集まりやすい日を選ぶことをおすすめします。
そもそも、六曜が暦に記載されるようになったのは、暦屋の魂胆でしかありません。
太陽暦が明治5年に公布され旧暦の「○島暦」を売ろうとして覚えやすい六曜を採用しただけなのです。
まして、「友引」は戦から云々なのですから「共引」だったのを暦屋が勝手に「友」に替え、謂れもない意味を付加してしまっただけなのです。
それが徐に巷に広がり一人歩きしはじめ、人が六曜に振り回されるやうになったのです。
『愚かと いふも なかなか哀れなり』 蓮如
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