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2009年5月 3日 (日曜日)

農法の問題点1段

  農法について徒然に語ってきた。今後もまとめ、整理する気がないので、気がついたものを忘れぬうちというか、気が失せぬまに断片で語ることを許されたい。

化学肥料の高騰について
 昨年、肥料の主たる輸入先であった中国から「わが国も必要なので日本に売らない」との経過から肥料が2.5倍近く値上がりした。
   中国の貧農が化学肥料を買うお金など無いにもかかわらず、あんな言い訳をしたと言うことは、①会社が使う、②高く日本に売るため、の何れかか両方であろうことは安易に想像できる。
わたしの4反ばかりの水田でも経費の半分が肥料・農薬である。
この傾向はますます進むことも安易に展望できうる。
そうなったら、だれが農業をするのか?
お金もちの遊びか趣味で「農家ごっこ」として残るかもしれない。あるいは、大資本が赤字覚悟で米を作り、そのうち米がなくなり、馬鹿高い値段で売って利益確定ってことになり、米泥棒が頻発に発生。
   そんなことになるだろうが、冗談じゃない笑えないことになる。
   
   石油資源はあと50年と言われているが、肥料のリン鉱石は20年で地球からなくなるのだ。肥料の3要素の一つがなくなると化学肥料は使えない。それまでに遺伝子組み換えでリンが要らない植物を作る事は科学的にみて植物の土台を替えてしまうようなこととなるので、組み換えしたものが食糧になりうるのか疑問である。
   
植物の生存争いは、動物より激しく、同じ稲であっても苗の育ちが早いものと遅いものを植えると、育ちの遅いものや弱い苗が育たないほど厳しいのです。
憲法25条の生存権が日本に無いといわれているが、そんなものより植物の生存争いは比べ物にならぬほど厳しいのです。

自然の野山は化学肥料をやってないのに感動するほどのバランスがとれています。人間が手を入れないほど素晴らしいのは何故?

過去は人口も少なく、戦や伝染病で多く死に、食糧も最低限であった。今は、飽食とかTVで大食い選手権なんて馬鹿番組やってるあきれた日本です。人口増加に伴い、少量増産が明治、戦後以降さかんに叫ばれ、今の慣行農法である「化学肥料と農薬(除草剤)」を使えばだれでも増産できる仕組みが創られた。

過日、述べた 「自然農法」の福岡正信氏も戦後、農事試験場で肥料設計・農薬設計をつくり、農家に奨励していたのですが、安易な農法がもたらす自然の輪廻・食物連鎖のバランスが崩れることを予期し、試験場を退職し、原点を見つめなおした結果、「自然農法」に辿り着いたのです
 しかし、自然農法では家は建ちません。車も買えません。他人の腹を満たすことも難しい。現に、水稲を鎌1本でやっておられる方がいますが、田んぼの雑草を鎌で切り続けなければなりません。根は残します。田んぼを1順した頃には、最初に切った田んぼの草が生えています。収穫まで延々と繰り返さなければなりません。体力が必要ですし、健康を損ないます。
 
ダイオキシンの発生源の最たるものは「除草剤」
 ごみの焼却炉からダイオキシンが漏れ、周囲の農作物に被害が及び賠償金を払った事件がありました。完全燃焼すればダイオキシンは発生しません。そのため「生ゴミは燃えるごみに入れないでください」と行政がPRしているのです。そして、政治力でカモフラージュしているのではないかとさえ憶測されています。
 
  ベトナム戦争で使用した「枯葉剤」で奇形児が大勢生まれたことは知ってますよね。あれは「除草剤」と同じです。一度にジャングルに撒いたか、毎年田んぼに撒布したかの違いです。除草剤によるダイオキシンの量はごみの焼却炉の1万倍以上といわれています。
 
  がんによる死亡者は30万人を超え増え続けています。一方、アメリカ・EUでは減少しています。がんの原因はDNAのがん抑制細胞が活性酸素によって傷つき、破壊細胞がアポトーシス指令をださないことが原因です。人間は毎日500個以上のがん細胞ができています。それなのに発病する人としない人に分かれます。分岐点は、環境、食べ物、そして最たるものがストレスです。
  先進国では高圧送電線の500m以内に建物を作るのを禁止しております。また、食糧の残留農薬基準がWHOの1/4です。(日本が0.4PPMにするよう働きかけた噂があります。そうしないと日本の米を大量廃棄しなければならないから。)中国産の食糧は危険で日本産は安全と思っていませんか?
  例えば、洗剤は無リンを使えと国が言うし、メーカーも殆ど無リン洗剤です。
なのに、田んぼにリン酸を大量に撒くのでしょう?。矛盾してませんか?。
  撒かれたリン酸が海や湖に流れ込み、生態系を変えているのです。琵琶湖は最たるものです。
 
最初、「化学肥料の高騰」について述べました
 農家にとっても、消費者にとっても化学肥料、農薬、除草剤は「悪」です。糞尿の有機肥料も過去述べたように有害です。
 
  ここらへんで、慣行農法から離脱しないとこの国は「亡国」になります。
  消費者の方は、飽食を止めてください。「毒ほど魅力があると」「女も食べ物も同じではないのでせうか」???

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