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2009年9月 8日 (火曜日)

35日より49日なのだ:稲刈り

法要のお話ではありません。
米の登熟日数のことです。
 登熟とは受粉してからお米が満杯になり成長終了までのことです。(専門用語は難しい)
登熟したら稲刈りをします。(これが難しいのです)

45日の根拠
・受粉すると雌しべが伸び上がり、モミガラの大きさになるのが日目。
・米粒の原型になるのが10日目。
・米の形が整うのが15日目・・・Aとする。
・栄養素が送られて満杯になるのが20日目・・・Bとする。

なんだ15+20=35日じゃないか。
ちょとお待ちを。
生物は工業製品ではありません。ムラ、時間差があるのです。

そのため、出穂は穂が40%でたときをさします。(約束)
1株の出穂は揃わず、長くて7日かかります
穂先から順に、穂軸まで開花するのに7日かかります。
 ゆえに、1番最初に開花した花(走り穂)と最後に開花した(遅れ穂)は14日のずれがあります・・・Cとする。
 
  だから、稲刈りはA+B+C=15+20+14=49日
となります。
 35日目で稲刈りすると走り穂以外が大量の未熟米(青米)となります。売り物になりません
  逆に、刈り遅れになると胴割れ(ひび割れ)や変色します。これも売り物になりません。


  手狩り時代は、農家は稲刈りに日数がかかるのと、天気がどうなるのか分からないので、登熟40日過ぎから55日ぐらいかかって稲刈りせざるをえませんでした。昔は、ハゼかけをし、天火干しします。刈られた稲は葉や軸のでんぷんを子孫を残すため必死で籾に送ります。だから10a当たり30Kgの増量になります。
 草刈などで、もう直ぐ実をつける草を刈ったあとしばらくすると小さい実をつけているのに気がついた経験があるのではないでしょうか。
   
   生物は子孫を残すため必死の努力をしているのです。
   
の稲刈りはコンバインでします。刈って直ぐ脱穀します。時間も早いです。だから49日目に天気さえよければ刈り取り出来ます。
欠点は、水稲にとっては刈られる寸前まで水があることが望ましいのですが、機械を入れるため早くから田んぼの水抜きをしなければならないことです。
去年のように、秋の長雨が続くと機械が入らず、刈り遅れになり、1年の苦労が泡となります。強引に入ったコンバインが動けなくなったトラブルが続出しました。

それと、コンバインは刈って直ぐ脱穀しますから、水分が高く(25~30%)穀温が高く蒸れてしまいます。当然、食味は落ちます。だから、刈ったら直ぐカントリーへ運び乾燥してもらいます。カントリー側とて直ぐ乾燥は無理で徹夜で乾燥しますが、搬入量の多い翌日や翌々日は受け取りしません。

補足:夜が暑い処では、いい米が作れません。 稲は熱帯夜を生き延びるため、稲が1日かかって作ったデンプンを、稲の体温を冷やすため、蒸散によって消耗してしまいます。未熟米(青米)となります。

補足2:成長途中の稲は冷水を嫌います。山間部の農家は水路を長く細くし、少しづつ水を入れる工夫をしています。

お米が収穫できることが「アリガタイ」と私は思っています。

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