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2009年11月28日 (土曜日)

銀塩式フィルムと映画

当初はニトレート・フィルム(「ナイトレートフィルム」ともいう)が使用されていた。ニトレート・フィルムは燃えやすいニトロセルロース製で時に火災の原因となり写真館等の火災保険が高価であった程で、危険物第5類に指定されていた。ニトロは火薬の原料として優秀である。セルロースはセルロイドの仲間で、アニメをセルロイドに描いていたため、今でも「セル画」と呼ばれているのは名残である。
1950年代以降燃えにくいアセテート・セルロース製セーフティー・フィルムに置換されたが、初期のセーフティー・フィルムは劣化が早いことが問題となり、1990年代頃からポリエステル製に置換されている。

映画用フィルムも写真フィルムと同様にVTR化およびデジタル化が進み、その需要量は減少している。1997年に日本国内最多の約4億8283万本を出荷したが、はデジタルカメラの普及で売り上げが激減し、2008年には10分の1近くの約5583万本にまで落ち込んだ。
一部のフィルムメーカーでは倒産や写真フィルム事業からの撤退があり、また存続のメーカーでもラインナップ縮小という事態に陥っている。
  カメラ用フィルムの製造には巨額の設備投資が必要であり、一度廃業すると再生産は極めて困難である事から、私のやうなフィルム・カメラ愛好家には危惧されている。
 しかし、デジタルカメラは画像データを保存するCDやDVD(ポリエステル製)が湿気や熱に弱く一度破損すると再生が不可能なのに対し、写真フィルムが属する銀塩方式の写真は江戸時代のものが今も残っているなど、保存面においては信頼性が高い。
長期にわたる銀塩方式への信頼があるため、考古学の発掘現場などでは未だにフィルムカメラが重宝されている他、警察の鑑識官が使用するカメラは加工修正が困難という点から全てフィルム式を採用しているが、写真フィルムの衰退はそれらの用途の関係者にも頭が痛い問題となっている。

映画保存協会のHPにフィルム保存の難しさが書かれているので読んでください。
http://www.filmpres.org/archives/109
温度・湿度が悪いとフィルムが固まりやがて、粉末状になると発火点が下がり爆発するまでの経緯と今後の問題も書いてあります。

蛇足:フィルムカメラの中古品でジャンクものなら千円で買える
 電池使用は買わず、メカだけのものを狙おう。リサイクル店や街のカメラ屋さん(老人の店主が細々とやっているようなお店)で掘り出し物を探そう。
  Leica3f_sumicron Tinndousiki 有名カメラ店の中古は往年の名機や珍品なので高い。

デジカメはSMOSが小さいのでレンズの焦点距離も小さく13ミリレンズ程度のものが安物でみかける。

35ミリ フィルムの13ミリはでかいのだNikon13mm

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