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2009年5月 5日 (火曜日)

農法の問題点3段

農法の主流である「化学農法」は西洋から発展した新約聖書には自然農法の基となる「自然哲学」が書かれている。
『鳥は、種撒きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしないけれども、あなたがたの天なる父がこれを養ってくださるのです。野のゆりがどうして育つのか、よくわきまえなさい。』
なのに西洋から化学農法が起こったのか。たぶん、神より科学が優れていると思い上がったからであろう。その証拠に核爆発を作り、核融合まで作ろうとしている。これらは、旧約聖書に書かれている話と同じである。思い上がった人間は地球を我が物と思い、私物化し、堕落した人間を見た神の使いが一瞬にして街を破壊する話とか、バベルの塔の話などがその一部である。

権力や財力に目が眩み、人間の分を忘れ、驕り、地球の支配者になったかのようなつもりでいる人間の未来は無い。
このまま行くと人類が滅びるのはそう遠くないでしょう。個人的には100~200年で滅ぶとみている。英知をだして頑張っても1000年ぐらいでしょう。
今の豊かな?(他の生物から人間を観ると異常な姿に見える)生活を昔に戻すことはせず、科学の力で解決策を求めるとすれば、解はなく、人類は滅びるであろう。
自然はそんなに甘くないのだ。科学の力でどれだけ分かっているのか。自分の身体さ科学で直せないのです。病気は自然治癒力で治るとは神か天が与えてくれた能力でしょう。

以上の論を基に農法に戻そう。
●化学肥料は作物を急速に育てるが、軟弱になる。
●化学肥料(有機農法)は土を無機化させ、病害虫を多発させる。
●農薬は有益生物も殺し、植物の自然治癒力まで弱める。
●除草は害虫は作物に集中する。雑草は虫も食べる。
●雑草は作物の日照を遮るものだけ刈り取る。根は残す。根は土を自然に耕し、やがて天然の肥料となる。
●トラクターや鋤、鍬による耕転は自然環境を破壊し、微生物の世界を混乱させる。
●化学肥料や耕転や除草によって土壌の酸性化を引き起こす。
●自然の摂理、輪廻に逆らわない。作物は人の手を加えないほど健康に育つ。

 これらは「農法1段、2段で述べた農法を実践された方の「実感」です。
 
それでも、「宗教がでてきたぞ。胡散臭い。」と思う方がいると思います。そのような方々は「科学的に説明せよ」と思っているでしょう。多分。
しかし、実践した方たちの結果が示しています。科学は幼稚なので説明できないのです。科学至上主義者が壊れかかった地球にしてしまったのですよ。
逆にそうした人に問います。『科学の力で地球環境を戻してくださいと。』

蛇足:柔道で技が崩れ腹ばいになると「待て」がかかります。あの腹ばい状態を180度ひっくり返すことができます(平蜘蛛返し)。そのまま押さえ込めば「横四方」になります。・・この話を聞いた学者が「科学的に不可能だ」というので、やってみせたら、まだ学者は「計算上不可能なんだが」といったそうな。学者ってやつはどこまで利口なんでしょう?bleahhappy02shockweep

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2009年5月 4日 (月曜日)

農法の問題点2段

僕たちが子供だったころ、田んぼには色々な生き物が住んでいた。泥鰌、めだか、蛇、蛙、タニシ、蛭、タガメ、ゲンゴロウ、ミミズ、ミジンコなどが食物連鎖を保ちつつ暮らしていた。田んぼに 「どぜう籠」をしかけ捕れたどぜうで生業をしていた人もいた。子供の頃、隠れてオッサンが仕掛けるのを見て、1週間ほどしてオッサンが取りに来る前にどぜうだけ頂いたりしていた。

今、田んぼに極少数の生物しか住んでいない。
理由は、化学肥料と農薬(除草剤)のせいである。戦後の増産指導でDDT、BHCなど今では禁止されている強力な殺虫剤を田んぼに撒き、トンボたちや微生物は死滅した。
田んぼや畑の草は栄養を搾取する嫌われ者として「憎たらしい草め」と人の心に焼きついた。

余分なものは邪魔だと考える風潮は、農家だけでなく日本人の心を染めてしまった。
今、ホムーレス苛めや殺人、老人介護の問題などの原因の源は案外そんところにあるのかもしれない

「農耕民族」と呼ばれるように、田んぼは耕すものだと思って一万年たった。耕すことは当たり前の大前提であった
しかし、耕す農法は「地球温暖化」の要因となっているのを農家は知らされていない。逆に、水稲はCO2削減に役立っているとほとんどの農家は思っているだろう。

今の時期はトラクターで去年の稲株や草を耕し、土の中に混ぜている。やがて、田植え前の「代かき」で再び土と有機物を混ぜ、鏡のような田んぼにひ弱な乳苗(20日苗ともいう)を植える。
  やがて、有機物が土の中で分解し、メタンガス等の有毒ガスが発生する。ガスは根ぐされの原因となるので、「中干し」といってガス抜きをする。
メタンガスはCO2の20倍近い地球温暖化の要因であり、日本におけるメタンガス放出の1/4は田圃からでている。せっせと耕し、おまけに有機農法の方は家畜の糞尿を土の中に入れているのだから更にガスが多くでる。

耕さず、水の中で腐敗させればガスの量は10分の1に減る。

耕すことは酸素を土中に入れることである
酸素は生命進化上からは猛毒であった。だから、植物はいまだにCO2で生きている。動物は猛毒の酸素を体内にいれたろころ、殆どの生物は死んだが、極少数の生物が生き残り、動きが活発になった。代償として短命だったが、進化とは多くの種類を作り、環境変化に対応できる可能性を模索していくのが進化の宿命なのです。
 動物は酸素で活動的になったが、酸素は猛毒なので体内で活性酸素が作られすぎるとDNAを傷つけ病気となることが医学上の常識となっている。適度な活性酸素は体外から進入する菌を殺してくれる。ストレスなどが原因で、多すぎると体内から発生する病気の85%は、活性酸素といわれている。
 
錆になるのを「酸化」といい、その逆を「還元」といいます。陶器や磁器の焼き物が好きな方はご存知でしょう。
土を耕すことは酸化還元電位を酸化側にすることなので、生物にとって生命の観点から考えると好ましくないでしょう

わたしも何の疑問も持たず「耕す」ことは当然と思っておりました。
しかし、福岡氏の自然農法から疑問を持ち始めました。かれこれ30年以上経ちますが、慣行農法を否定するのが怖く、集落の水管理などもすべて慣行農法にあわせて行われます。冬季潅水したくても水がないのです井戸を田圃ごとに掘るのはお金がかかり過ぎます。農家の田圃は、戦後の農地解放で土地持ちになったのですが、田圃には肥えた田圃、痩せた田圃、水利のいい・悪いがあり、部落の中で分散するのが妥当となり、田圃の場所は部落のなかで分散しています。効率が悪いのです。
余談ですが、お寺と檀家も分散しています。江戸時代、お寺の周囲に檀家を集めておくと、一揆がしやすいので、政権者は分散させてしまったのが今日まで続いているのです。

「耕さない」農法は畑も同様です。
休耕田となった田圃で、ある方は除草のため年に何回も耕しています。別の方は、ほったらかしていますが、数年経つとほったらかしの田圃の雑草がバランスがとれてくるのです。深山は誰も手入れしなくてもバランスがとれ、美しくさえあります。
 最近、休耕田へリストラの方が挑戦しませんかと政府が呼びかけています。
  農家の意見は、休耕田を元の田圃にするのに何年もかかる、それまでに顎が干上がってしまう、と言う意見が多いと思います。
農家の方は、耕すことを前提に語っています。草一本もない田圃を描いています。
思うのですが、休耕田に潅水しておけばいつでも水稲を作ることができる生命の循環が保たれるのではないでしょうか。
しかし、水が無い。

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2009年5月 3日 (日曜日)

農法の問題点1段

  農法について徒然に語ってきた。今後もまとめ、整理する気がないので、気がついたものを忘れぬうちというか、気が失せぬまに断片で語ることを許されたい。

化学肥料の高騰について
 昨年、肥料の主たる輸入先であった中国から「わが国も必要なので日本に売らない」との経過から肥料が2.5倍近く値上がりした。
   中国の貧農が化学肥料を買うお金など無いにもかかわらず、あんな言い訳をしたと言うことは、①会社が使う、②高く日本に売るため、の何れかか両方であろうことは安易に想像できる。
わたしの4反ばかりの水田でも経費の半分が肥料・農薬である。
この傾向はますます進むことも安易に展望できうる。
そうなったら、だれが農業をするのか?
お金もちの遊びか趣味で「農家ごっこ」として残るかもしれない。あるいは、大資本が赤字覚悟で米を作り、そのうち米がなくなり、馬鹿高い値段で売って利益確定ってことになり、米泥棒が頻発に発生。
   そんなことになるだろうが、冗談じゃない笑えないことになる。
   
   石油資源はあと50年と言われているが、肥料のリン鉱石は20年で地球からなくなるのだ。肥料の3要素の一つがなくなると化学肥料は使えない。それまでに遺伝子組み換えでリンが要らない植物を作る事は科学的にみて植物の土台を替えてしまうようなこととなるので、組み換えしたものが食糧になりうるのか疑問である。
   
植物の生存争いは、動物より激しく、同じ稲であっても苗の育ちが早いものと遅いものを植えると、育ちの遅いものや弱い苗が育たないほど厳しいのです。
憲法25条の生存権が日本に無いといわれているが、そんなものより植物の生存争いは比べ物にならぬほど厳しいのです。

自然の野山は化学肥料をやってないのに感動するほどのバランスがとれています。人間が手を入れないほど素晴らしいのは何故?

過去は人口も少なく、戦や伝染病で多く死に、食糧も最低限であった。今は、飽食とかTVで大食い選手権なんて馬鹿番組やってるあきれた日本です。人口増加に伴い、少量増産が明治、戦後以降さかんに叫ばれ、今の慣行農法である「化学肥料と農薬(除草剤)」を使えばだれでも増産できる仕組みが創られた。

過日、述べた 「自然農法」の福岡正信氏も戦後、農事試験場で肥料設計・農薬設計をつくり、農家に奨励していたのですが、安易な農法がもたらす自然の輪廻・食物連鎖のバランスが崩れることを予期し、試験場を退職し、原点を見つめなおした結果、「自然農法」に辿り着いたのです
 しかし、自然農法では家は建ちません。車も買えません。他人の腹を満たすことも難しい。現に、水稲を鎌1本でやっておられる方がいますが、田んぼの雑草を鎌で切り続けなければなりません。根は残します。田んぼを1順した頃には、最初に切った田んぼの草が生えています。収穫まで延々と繰り返さなければなりません。体力が必要ですし、健康を損ないます。
 
ダイオキシンの発生源の最たるものは「除草剤」
 ごみの焼却炉からダイオキシンが漏れ、周囲の農作物に被害が及び賠償金を払った事件がありました。完全燃焼すればダイオキシンは発生しません。そのため「生ゴミは燃えるごみに入れないでください」と行政がPRしているのです。そして、政治力でカモフラージュしているのではないかとさえ憶測されています。
 
  ベトナム戦争で使用した「枯葉剤」で奇形児が大勢生まれたことは知ってますよね。あれは「除草剤」と同じです。一度にジャングルに撒いたか、毎年田んぼに撒布したかの違いです。除草剤によるダイオキシンの量はごみの焼却炉の1万倍以上といわれています。
 
  がんによる死亡者は30万人を超え増え続けています。一方、アメリカ・EUでは減少しています。がんの原因はDNAのがん抑制細胞が活性酸素によって傷つき、破壊細胞がアポトーシス指令をださないことが原因です。人間は毎日500個以上のがん細胞ができています。それなのに発病する人としない人に分かれます。分岐点は、環境、食べ物、そして最たるものがストレスです。
  先進国では高圧送電線の500m以内に建物を作るのを禁止しております。また、食糧の残留農薬基準がWHOの1/4です。(日本が0.4PPMにするよう働きかけた噂があります。そうしないと日本の米を大量廃棄しなければならないから。)中国産の食糧は危険で日本産は安全と思っていませんか?
  例えば、洗剤は無リンを使えと国が言うし、メーカーも殆ど無リン洗剤です。
なのに、田んぼにリン酸を大量に撒くのでしょう?。矛盾してませんか?。
  撒かれたリン酸が海や湖に流れ込み、生態系を変えているのです。琵琶湖は最たるものです。
 
最初、「化学肥料の高騰」について述べました
 農家にとっても、消費者にとっても化学肥料、農薬、除草剤は「悪」です。糞尿の有機肥料も過去述べたように有害です。
 
  ここらへんで、慣行農法から離脱しないとこの国は「亡国」になります。
  消費者の方は、飽食を止めてください。「毒ほど魅力があると」「女も食べ物も同じではないのでせうか」???

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