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2009年7月 1日 (水曜日)

農法の問題点 8段 農薬「ネオニコチノイド」による「被ばく」

  農薬の「被ばく」といふ言葉を知っていますか。
「被ばく」の言葉から連想するのは「核」だと思います。
農薬を撒布すれば、それから周囲に広がり生物や人に影響を与えます。
噴霧器で水に薄めて撒布、粉状を撒布などは、空気に乗って呼吸すると化学物質が体内に入りそうなのは安易に想像できますよね。

私が子供だった頃、蚤虱退治のため、頭から学校でDDTをかけられた。また、田植え後は農家の共同作業で動墳(高価な発動機と噴霧器を部落で買っていた)BHCを撒布するときは、子供は裸体にパンツだけの姿でホース保持係りであった。猛毒のDDT,BHCを呼吸から、皮膚から浴びていたのです。団塊世代はそのとき遺伝子DNAが傷つき、その子供や孫へ傷ついたDNAを渡している。そのため、アトピー、アレルギーが増えたとも言えよう。
それなら、粒状にすれば風に乗って飛ばないから安全と考えるのは騙されやすい方です。
 化学物質は蒸発、浸透、生物連鎖などによって周囲や遥か彼方から生物に影響を与えます。

 いま、DDTは国の指示で県毎に何重ものビニールに包んで秘密の場所に埋めてあります。悪用されないよう限られた関係者しか知らない場所へ隠し、DDTの分解技術が完成したので県で掘り起こしている。埋蔵したのがあまりにも昔のことなので、知っている関係者が死に、周りの景色が変りDDTが見つからない県もあるようだ。 同じようなことが数年前PCBであった。普通の油だと加熱で燃えるのに、燃えにくい魔法の液体PCBは、機械の軸受け油や高電圧のコンデンサーや蛍光灯の安定器に使われていた。 カネミ油脂事件でPCBが危険物質となった。工場の機械の軸受けに使われていたPCBがほんの僅か漏れ、食品に混入し奇病が発生した事件だったと記憶している。 PCBと似たような魔法の物質が同時代持て囃された。 フロンガスである。こいつも高圧で燃えない、分解しない素晴らしい発明品として冷房に使われた。

PCBもフロンも厳重な管理がされ会社や学校で保管中である。昭和35年当時に建てられたビルの高電圧や蛍光灯の殆どにPCBが使われていたはずなのに、今、県が掌握しているPCBの量は圧倒的に少ない。バブル当時のスクラップ&ビルドで何処かへ捨てられてしまったのでしょう。 賢人がスクラップ&ビルドが終わってから「捨てるな」と法律を作ったのではないかと思うのはゲスの勘繰りでせうか。

農薬に戻そう。

未熟な科学では影響がどうなるのか分かりません。とりあえず害虫?を殺したり、機能不全にしたり、雑草?を枯らしたりできれば「商品」として国の検査?を通れば「売る」事が出来ます。 メーカーやJAは売って儲けようとします。
 
  この段階で、賛否両論が飛び交いますが、消費者は一部のグループを除いて無関心です。そのため、ほとんどの消費者はスーパーで形の綺麗な野菜を買っています。
  中国産でなければOKなんでしょう?たぶん? 

農家は自分で食べる野菜は無農薬で育てます。 売る野菜は農薬を撒布します。 こんなことは農家の常識です。農薬の恐ろしさを一番知って、体験しているのは農家なんですから。しかし、無農薬野菜にも販売用の野菜に撒布した農薬の「被ばく」はあります。
 それと、村社会の煩わしさがあり、無農薬のところにいる虫や菌が隣の田んぼや畑に入らないよう気をつけないとなりません。
 
  医療の薬から農薬などの化学物質は、副作用とか生物連鎖に影響が無いものは無いと考えるのが自然でしょう。
化学物質は人の体内や土壌に蓄積されていきます。

詳しくは 
悪魔の新・農薬「ネオニコチノイド」―ミツバチが消えた「沈黙の夏」 (単行本 )Photo_2

amazonなら

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4883204324/ref=sib_rdr_dp
を読んでください。目次と前書きは立ち読み可能です。
「沈黙の夏」は、レイチェルカーソンの「沈黙の春」からの借用でせう。

ネオニコチノイド の概要は
「環境汚染問題」
私たちと子どもたちの
未来のために
  のサイト
http://www.maroon.dti.ne.jp/bandaikw/index.htm

か、

岩澤信夫さんの応援隊のサイト内の岩澤信夫の関心ごとを
http://www.tanbohakase.com/
参照してください。


忙しい人、ズボラな人のため、少しだけ説明しときます。

 ネオニコチノイドという物質は、「ネオ=新しい」、「ニコチ=ニコチン」、「ノイド=様物質」でタバコのニコチンと同じ構造を持つ仲間である。
 殺虫剤の有機リン製剤に耐性を持った昆虫類が増え、新登場したのが「ネオニコチノイド」。今までの殺虫剤が手榴弾だとすると、「原爆並み」だ。

 ミツバチの大量死が報道された。土壌生物や微生物に至る広範囲に影響が出ている。フランス最高裁判所がミツバチ消滅の犯人はネオニコチノイドであると判決をくだした。
 ネオニコチノイドの毒性は神経毒。 あらゆる生物(ヒトも含まれる)に、ppmの1000分の1のナノppb単位で作用する。
 水溶性であるから植物は水と一緒に吸収してしまう。一般の水和剤は風があっても500mの範囲であるが、ネオニコチノイドは4km四方に被ばくする
日本でのネオニコチノイドの使用量は中国の100倍。
使用範囲は広く、カメムシやウンカの特効薬として稲作に、野菜やペットのノミ退治やシロアリ退治に使われている。

蛇足:カメムシは臭い。その匂いをカメムシに嗅がせるとカメムシは死ぬそうだ。

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