草の刈りかた
前回までで一応映像関連は終了します。
農繁期になったので農業のやり方、作業方法などを書きます。
農業学校をでたわけでもなく、篤農家の反対の駄農です。
どうすれば楽が出来るか、やらなくても良い作業はやらなくても可能か?
なんてことをサラリーマン時代から考えている「手抜き人」であります。
部落の人からはナマケモノ扱いされています。
しかし、私から見れば、篤農家と言われる人ほど余分なことをやっているとしか思えません。
以上を前提にお読みください。
畦や休耕田の草刈はしなければなりません。
水路の見回り道の草刈は絶対しなければなりません。
部落の共有物や隣の田との境畦は草刈りの義務があります。
草は刈ってもすぐ伸びてきます。
かといって、除草剤は畦を壊す恐れがあるのと、枯れた草は立っていますから歩きにくいので使えません。
草刈り機で刈ります。刃が回転しているので危険な作業です。
保護めがね、前掛け、手袋をします。
刃は左回転していますので、刃の直径の1/3(図で緑色の部分)づつ左へ振る時だけ刈り取ります。
右へは戻すだけです。
草は10センチ残して刈るのがいいでしょう。
こんなことしている農家は近隣では私だけでしょう。
多くの農家は土を削るように、草の根元から切ります。
そのため、小石や土、捨てられたビンや缶を撥ねます。危険です。
回転歯もすぐ切れなくなります。
いいことはなにもありません。
そこで、少し高く切ればいいのではないか?
作業は楽だし、刈った草が覆いとなり、次の草が生えにくいのです。
小さい時期に根元から刈ると、草は分けつして増える場合もあります。
ポイントは、時期です。
草丈が伸び、種をつける前に刈ってください。
年毎に草が減ってきます。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント