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2010年9月21日 (火曜日)

殺虫剤は変化している

殺虫剤などの農薬についての知識はありません
農家の方も詳しく知っているのでしょうか?
農水省、普及員、JA営農指導員から教わった知識を超えた知識を持っているのでしょうか。疑問です。

肥料、農薬設計を国が定め、農家はそれに従って増産の御旗に身体をボロボロにしてきたのです。

今の、高齢者は発育途中は農薬のかかっていない、蓄積していない物を食べ、空気を吸い今日に至っているのです。若いときの基礎体力で長寿なのだろうと思います。
私たちは、農薬で遺伝子を傷つけ子供に渡しています。
子供はストレスや電磁波などで遺伝子にキズをつけ孫に渡しています。
アレルギー、アトピー、難病の子供が増えているようです。
悪い環境で命のリレーをしているのが元凶です。

さて、農薬の歴史をみてみましょう。

・1930年代になると有機塩素系殺虫剤(DDTなど)や有機リン剤が開発され、第二次世界大戦後本格的に使われるようになった。
DDTは飲んでも、食べても大丈夫といわれた夢のような農薬です。

だから、子供の頃、小学校で頭からDDTの粉をかけられたのです。
家では畳の下にDDTを撒き、蚤、虱、シロアリ退治をしていました。
進駐軍GHQからの指導であった。

BHCという薬もあった。初期のバルサンの主成分として用いられるなど、ゴキブリやダニにもよく利く住居用の燻蒸剤としても使用されたが、現在は使用が禁じられている。

ホリドールは田植え後共同撒布していました、私はホースを持って田んぼの中を歩く担当だった。ランニングにパンツ姿で全身にホリドールの霧を浴びた。マスクなど誰もしていなかった。腐った卵やニンニクの臭いがする独特の臭いも嫌いだった。こんなことしているといつか死ぬと思った。これでは、農業が好きになる訳が無い。
父はホリドール撒布後、農薬中毒の発作を起こしたことがある。

自殺するならホリドールが一番であった。
日本ではかつて広範に使用されたが、相次ぐ中毒事故の発生や殺人事件の発生が社会問題となり、1971年(昭和46年)に一般での使用が禁止された。
ホリドールはドイツ・バイエル社の商品名で、一般的には有機リン化合物の「パラチオン」 と呼ばれ、殺虫剤・ダニ駆除薬である。
変異原性、催奇性、発癌性を持つことが実験によって示された。
哺乳類・鳥類・昆虫・水棲動物に対して非常に有害である。

しかし有機塩素系は自然界で分解しにくく動物やヒトの体内に蓄積するため1960年代から有害性が問題にされ(カーソン著「沈黙の春」)、「ダイオキシンの疑いあり」として、その後多くの国で製造販売が禁止され、あるいは生産が中止された。
当時の科学では分からなかった1兆分の1のレベルで作用する薬でした。

 私の記憶では県の担当者が農家に残っているDDTを回収にきて、まとめてビミールにくるみ、秘密の場所へ埋めたそうだ。DDTは効果が高いため、禁止後もヤミで高値で取引されていたようだ。

 最近になって、DDTの分解法が分かったので、各県でDDTを掘り出している。何処に埋めたのか不明の県があるようだ。(笑い)なんせ、バブルで景色が変ってしまった・・・NHK TVで放送していた。

ホリドールなどの有機リン剤についても毒性の高いものが多かったため、なるべく毒性の低いものを求めて開発が進められた。

・しかし、同じ有機塩素剤PCBが除草剤として最近まで撒かれていました
 ダイオキシンの元凶です。 
 PCBとフロンは夢の科学物質として持て囃されました。
 今これらは厳重な管理をされております。かつてのDDTとは違い、数量、場所を明確にしております。

メタミドホスが開発されたが、農水省は、我が国の農薬登録から除外した。
 中国餃子混入事件で有名になる。

・有機リン系化合物
殺虫剤として農薬登録している国もある。
有機リン系殺虫剤であるアセフェートが植物・動物体内で代謝されてもできる。

・フェニトロチオン(MEPとも)は有機リン・有機硫黄系殺虫剤の一種。
住友が開発したのでスミチオンの商品名で知られる。

接触性・食毒性の殺虫剤として、農耕地や街路樹などのアブラムシ・アオムシ・ガを始めとする害虫などに用いられる他、家庭用殺虫剤としてハエ・蚊の駆除や、動物用医薬品、シロアリ駆除剤としても使用される。
メーカーは40年以上各分野で使用され続けた安全性をうたっている。
農家で自殺するのにBHCがないのでスミチオンを飲んでいる。

・その後、有機リン剤と同様の作用(神経のアセチルコリンエステラーゼ阻害)をもつカーバメート系、除虫菊成分を基本にした毒性の低いピレスロイド(家庭用などに多く使われる)やニコチンを基本にしつつニコチンの人間に対する毒性を低下させた効力の高いネオニコチノイド剤などが開発された。

『悪魔の新・農薬「ネオニコチノイド」』という本があります。
世界各地で起きている蜜蜂の失踪も、このネオニコチノイド系農薬のせいだと論じています。
この農薬を多用している先進国ほど鬱病の罹患率が高いとも。
農業大国フランスをはじめヨーロッパ各国で相次いで使用中止命令が出されているにもかかわらず、世界で一番使用されているのが日本です。農薬会社のHPをみると「安全性が高く」とかかれています。

最近使用されるようになった農薬グループで、毒性に関する公表されたデータはなぜか少ない。

◎ミナミアオカメムシによる斑点米
 
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温暖化のせいか、全国にひろがっています。

秋田でも
有機リン剤(BPMCなどのカーバメート剤との混合剤を含む)、エトフェンプロックスやシラフルオフェンの合成ピレスロイド剤や有機ケイ素剤、ジノテフランやクロチアニジンなどのネオニコチノイド剤です。有機リン剤は残効は短いですが殺虫効果は高く効果は安定しています。
これに対し、ネオニコチノイド剤は残効が長く殺虫効果が高いため、カメムシに対しては最も効果が高いと言えます。

◎スミチオンなどの即効性の薬剤から、ネオニコチノイド剤などの残効が長いものに替わっているのでしょうか。

◎これらの薬剤は神経毒であります。
 脳の伝達シナプスに働きかける。
 ヒタヒタとネオニコチノイドで周囲を覆われつつある。

◎斑点米でも味は同じだ、カメムシ殺虫剤を禁止しろ、と主張している団体もある。

◎農家の自家消費米は、JAカントリーへ搬入するので、誰が作ったコメなのか、残留農薬の量なども分からないコメをJAが配ってくるコメを食べてます。
私は、ほとんど無農薬、無肥料で作っています。でも斑点米が多くて加工用になるかもしれません。でも、自分が育てた米を食べたい。

 篤農家の方は、見た目がきれいなコメを出荷するため、ネオニコチノイド剤のカメムシ殺虫剤をしっかり撒布していました。

蛇足:赤とんぼやイナゴが減った原因にネオニコチノイド剤が関与していることは、国や関係者は知っています。しかし、多くの昆虫が居なくなることは予想できるのに、動こうとはしません。

● ダイオキシンは焼却場からでるものより、田んぼからのほうが多くでます。
 農薬を増やせば、コスト高となり、赤字は拡大しますます。
 農業は自給80円という人もいます。それは、米価が世界的にみて9倍している現状での試算です。
 
◎ 補助金目当てで部落の作付けが増えました。
 コメは自給率100%以上のうえ、WTOの関連で外国からコメを輸入しております。約700%の関税をつけています。日本の古米、古古米、カビ米問題など農水省は豊作は困るのです。しかし、ややこしい仕組みの補助金を政府がつけると厄介な約束をした。
 本当に、農業のことを考えているとは思えません。

 自給率UPが誤った発想だから、前提が間違っていると、どうしようもありません。
 私も十数年前ごろには自給率UPすべきと考えていました。
 しかし、地理的条件、資源がない、などを考慮すると不可能だと分かりました。
ならば、外国の土地で作ればいいのだとJA等にいっても馬鹿にされただけでした。

 今は、韓国、中国が国を挙げてウクライナやロシア東部などを借りたり、買ったりしています。日本の農家の方が孤軍奮闘してウクライナ方面で土地を借りておられます。規模拡大のため日本で資金調達すべく帰国して各方面と交渉しておりましたが、調達できず、ウクライナの農家から信用をなくしてしまう顛末をNHK TVで放送しておりました。 隣国から馬鹿にされるのも政府の責任ではないでせうか。

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