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2010年10月18日 (月曜日)

不耕起栽培は外国で拡がっている

自然にある土を掘り起こしたことが自然破壊の始まりなのはご存知のとおりです。
農業が最初の自然破壊なのです。
自然が都合の良い土にしようとしているのを無理やり掘り起こし酸素や肥料をいれるのは人間たちだ。
自然に逆らうから病気が発生する。
人間は毒薬を撒布して対抗する。

田んぼには10%の害虫と10%の益虫と80%のその他生物がいるといわれている。
害虫が発生する前から予防防除をしなさいとお上の指導がある。過去からの経験で予防しているのだが、拡がってからでは手遅れとなるので予防しろといっている。

除草剤も同じ扱いだ。米以外の植物は栄養を略奪する悪者なのです。

(私の田んぼは、今)
稲は完熟すると水分を吸わないので私の田んぼのトロトロは解消しません。
水分の自然蒸発を待っているのですが、朝露一杯でなかなか減りません。
昨日は無理やりコンバインで刈ったのですが、コンバインは構造上、右側が重くできているのでトロトロで滑り出すと右へ流れてゆきます。そうなったら、コンバインから降りて横から左前方へ押します。稲を押し倒し、踏みつけながら動かします。小さなコンバインだからできるのです。もし、立ち往生したら、それこそ引き出すのに何万円もかかりまます。
今日はJAカントリーが受け入れしてくれないので、田んぼが少しでも乾くのをまっています。あまり、期待していませんが。

蛇足になりますが、「ひこばえ」(蘖(ひこばえ)とは、樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のこと。主にイネの場合、収穫(刈り取り)後の切り株から生える2番穂のことを指す。)が稲刈り後の田んぼに青々と生えていませんか、中には実をつけているのもあります。
 これは、稲刈りが早すぎたために稲の成長エネルギーが生きている根から「子孫を残すために実をつけよう」と指令が来たのだと思います。
稲刈りが早いと籾の水分が高く30%を超えています。籾を貯蔵するためには水分を14~15%にするため温風で長時間乾燥させます。これは、品質劣化となり、旨みも逃げているのではないでしょうか。

私は23%を切ったら刈り取りすると決めております。
小型のコンバインで少しずつ作業しますので、毎日水分が減っていきます。昨日刈ったのは19%でした。明日刈るのは更に減っているでしょう。
カントリーの乾燥料金は水分量にあわせて摂られます。ですから、農家の中には、早く刈っても水分量は高くならないよう、実らすのではなく、枯らして水分量を減らしているやからもいます。

不耕起のコメはおいしいのです。
こういうと、科学的根拠は?といわれるのですが、科学ってそんなに優れているのですか?何でも分かるのですか?何でも説明できるのですか?
ほとんどできません。

そんななか、アメリカ農務省のライト博士がグロマリンを発見した。
タンパク質の一種で、生きた根に寄生し繁殖します。
田んぼを耕すと根を枯れ死にさせてしまうので不耕起を奨励し、USAの50%は不耕起なのです。
カナダ、ブラジル、ニュージランド、オーストラリアなどに拡がっています。

なのに、日本は不耕起が指導されません。いまだ、何回も掘って掘って肥料撒いて、農薬、除草剤撒いての「慣行農法」を指導しています。なんで???

不耕起になると困るところがあるのでしょう。
負のスパイラルから抜けだせないのです。
これで迷惑を被るのは、農家と消費者なのです。

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