« 不耕起栽培は外国で拡がっている | トップページ | 自然環境を守る不耕起栽培 »

2010年10月21日 (木曜日)

グロマリン発見で拡がる不耕起栽培

不耕起栽培がアメリカから世界の穀物生産国に拡がっていることを言いました。
昨年は、アメリカの小麦農家の60%が不耕起栽培というニュースが流れていました。

小麦栽培は、小麦1t売ると、土を2t売ったことになるといわれアメリカの農家も困っていました。小麦を作り続けると、耕せば土はサラサラになり、風にとばされ、雨に流され、表土がなくなり、栽培ができなくなるばかりか、砂漠化していく運命にありました。

それを救ったのが不耕起栽培でした。
不耕起と聞けば、ほとんどの方が、耕さなければ土はだんだん固くなり、栽培に適さないと思うでしょう。

固くならないために、堆肥を毎年入れることが奨励されています。土壌改良剤(鉄分やミネラル)などをすき込んでいます。これは200年前ドイツ農学のテーアが説いた「土の中で動植物の分解が不完全だと、有機物の腐食ができます。この腐食の循環的供給体系の樹立が持続可能な農業の基礎である」
と説いた。

だから、小農は動物を飼い、草や藁を与え、堆肥を作り、田んぼに撒き続けてきました。
我が家もそうでした。 今も、多くの農家が養鶏農家の危ない鶏糞を撒いています。1反3千円払えば撒いてくれます。中には、無料で撒いてくれる養鶏農家があります。この鶏糞は完全に生糞で、辺りに悪臭を放っています。

農家は今でも200年間守り続けていますが、堆肥を撒かないと2~3年で土は固くなってしまいます。有機物はバクテリアに分解され無機化して消滅します。なくなるのです。だから毎年堆肥を田んぼにいれなければならないと学者やお上は考えています。

しかし、それは間違いだったのです。
ライト博士の発見したグロマリンは、菌根菌の排泄物が、土壌粒子を粘着し、団粒構造を作るというものです。

だから、アメリカ始め世界の農業国は不耕起に移行しているのです。

なのに、日本のお上は旧態依然とした200年前の学説にしがみ付いているのです。
自らを否定することになるからでしょうか?? 関係団体に気を使っているのでせうか??
面倒臭いし、いまさら技術の変更をしても農家ができないとでも思って、定年がくるまで去年どうりを繰り返しているだけなんでしょう。おそらく・・・は。

世界は不耕起に向かって進んでいます。
日本では岩澤氏を先頭に不耕起栽培を基にし、無農薬、無肥料栽培を20年にわたって個人のレベルで試行錯誤しているのです。

私も不耕起の真似ごとをしておりますが、水不足の瀬戸内海では、冬期潅水していることが大変なことなのです。
雨の後の水を河川から集めて入れるしかありません。他の田んぼは乾燥しているか、レタス栽培をしており、水入れ口と落水口は開いています。それらを全部塞ぎ田に水入れをしなければなりません。それでも、私が水を入れるので、レタスの田んぼが湿って困る、冬期潅水は止めてくれ。と、苦情がきます。

当然、変人扱いされます。

|

« 不耕起栽培は外国で拡がっている | トップページ | 自然環境を守る不耕起栽培 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 不耕起栽培は外国で拡がっている | トップページ | 自然環境を守る不耕起栽培 »