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2011年1月29日 (土曜日)

中古コンバインが壊れたようだ

中原因不明だがコンバインのエンジンの燃料が溢れでた。キャタピラも裂け目だらけでいつ切れても不思議でない状態なのです。
修理するより買ったほうが無難だ。中古の一番クソボロでも30万円する。
機械銀行に頼んで刈ってもらうと10a 24,000円かかる。
私も、後継者はいないし、農業は赤字なので米を買うほうが経済的である。今、悩んでいます。

にもかかわらず、多くの農家が米を作っているのは、耕作放棄地にすれば迷惑がかかるし、市役所から草刈をせよと指導される。草刈は真夏を含めて3~4回しなければならない。それなら、米を植えたほうが楽なのです。
田んぼを買ってくれく人はいませんし、借りて米作りしてくれる人もいません。
やがて農家の老人が死ねば田んぼは耕作放棄地となる。

国は農業を甘く見ている(諦めている??)
国会中継やマスコミの論調は、規模拡大や優れた農産物の輸入をすればTPP問題がクリアできると言っている。
議員は票が欲しいし、官僚は保身が第一なので、国民の誰一人信じないような答弁を平然とやっている。

趣味で農業をやっているタレントや作家が農業を賛美するのは腹がたつ。
今、鳥インフルエンザが伝染して何十万羽も殺さなければならないのは、自然に反した飼育方法をしているからだ、という意見がある。そのとおりであるが、大規模化を図りコスト低減するための飼育方法であります。農家は、国の指導に従って飼育しているのです。お陰で卵は物価の優等生の象徴です。

わたしは、1月10日のブログに農政と農民の考えと社会情勢の乖離が今日の荒廃した農業と放棄地を作った経過のあらましを述べた。
あの番組に山形の農家の証人的な立場で佐藤さんが微笑みながら最後にいった言葉に私は全面的に賛同・共感し、痛快であった。
 あの言葉を聞いて政治家や消費者のなかには怒りの気持ちになった方もおいでるのではあるまいか。

 『私にも後継者はいません。68歳ですから数年で農家の大量離農がおこります。誰も農業をしなくなったとき、農民は、国民のみなさんに対してスミマセンなんてだれも思いませんし、誰もゴメンマサイなんて言いませんから。』

これは農家の本心です。
有史以来、農は国の礎などとはやされ、身分は「士農工商」と2番目になっているが、いつの時代も搾取され続けてきたのは農民だった。「生かさぬように、殺さぬように」絞り取られてきた。自分の土地はなく権力者に縛られ抜け出すこともできない。長男以外は結婚もできず、オナゴは売られていった。深沢七郎氏の「楢山節考」を読むか、DVDを見てください。

 農地改革の否定から始まった、規模拡大という構造改善を柱とする農業基本法の理念を菅首相も唱えている。実現性がないと国の関係者は思っているのに、お題目だけ唱えている。

和歌山の山村生まれで パソコン教室の社長のブログ(BUNちゃん先生日記より)
を紹介しておく。

日本と世界の農業の違い
 日本の農業は日本人のための食料自給率にこだわる農業に関心があり、日本の農業を守るために他国の農産物を日本に入れない政策を政治に求める。政治家は農家の得票を集めるために、農業ではなく農家を保護する政策に翻弄されている。

日本の農業とは日本人のための農業という視点である。しかし、アメリカやオーストラリアの農家は、今後40年で世界の人々が必要とする食料が2008年度の2倍になるという現実を如何にして実現するべきかと考えている。そのために必要な農業とは何かを真剣に考え挑戦している。

グローバルな視点に立った開国派の農家は如何にも楽しそうだし、子供たちが後を継ぎたいと思っている。農業の開国者は仕事を楽しみ、閉鎖的な視点に立つ日本の鎖国を好む農家は如何にも苦しそうだし、子供たちに将来性がないから継がせたくないと思っている。

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