« 2011年11月27日 - 2011年12月3日 | トップページ | 2011年12月25日 - 2011年12月31日 »

2011年12月 5日 (月曜日)

YG騒動と日米GM、監督のちがいについて

今、ブラピのマネーボールが上映中である。
約10年前のアスレッチックという貧乏球団の型破りなGMをモデルした映画である。
ピークを過ぎた捕手を出塁率がいいという理由で一塁手に採用したり、スカウト連中から馬鹿にされ連敗が続くが、やがて・・・チームが纏まり・・・。
映画は野球の勝利や経営の仕方ではなく、人間関係を描いている。

ボストン レッドソックスに強打者オルティーズがいるが、人気者の彼はホームランを期待されたがもの足らず持て余していたところをレッドソックスが格安で入団させた。選球眼がよく四球が多く打率もそこそこで、出塁率がいい。
映画でも、主人公のGMがボストンに来ないかと誘われるが、お金じゃない、と断る。

日本でもこれを真似してGM制度を導入したが、オーナーが出しゃばってくるので、機能しない。
ナベツネ氏は絶大な権力をもっているので逆らえない。
YGの監督は皆病気になったり、早死にしている。

ついでに、秋の選手指定制度もMLBは最下位のチームから順番に指名するのでくじ引きはない。
ウエーバー制なので弱いチームに有望な若手が増えレイズのように優勝したりする。選手もトレードやFAでチームを変われる。

また、優勝しそうなチームは下位球団から金銭トレードして補強する。
昨日まで同僚だったのが翌日は敵になるのはよくあることだ。
選手も、弱小チームであっても活躍していれば強いチームに行けるので真剣にプレイする。

例えば、野茂が近鉄ともめて、ロサンゼルス・ドジャーズに行き、トルネード旋風で新人王、グッズの売り上げだけで野茂の契約金は取り戻したドジャーズは「今が野茂の売り時」と考えていた。

MLBの監督やコーチは名選手でないのがほとんどだ。
マネジメントを勉強しGMなどのフロントと協力しつつ、選手の力量を発揮させて行くのが監督なのです。
今年、ワールドチャンピオンになったセントルイス カージナルスの監督は34歳から35年間監督でセントルイスで10年以上やっている。彼は家庭のため優勝を機に引退し弁護士で暮らしていくそうです。

MLBの監督は孤独でベンチに座っている人はいない。
セントルイスの監督も一人で、時折コーチに相談しているようだ。
監督の場所は選手がベンチに出入りするところに立っている。
失敗した選手はベンチに帰りたくないでしょうね。心配ご無用、S監督のように蹴飛ばしたり、怒鳴る監督はまずいません。使ってくれなくなるだけです。

セントルイスのコーチがブルペンへの連絡ミスがあり、それからは監督が電話していた。
選手交代のタイミングは絶妙である。
投手交代と誰もが思っているのに交代せず、そうなると打者は燃えてくるのです。気力十分の場面でけん制したとたん、監督がでてきて投手交代。
打者は気力を再度注入するストレスにみまわれるのだ。 憎いでしょう!

昔、バントのサインを無視してホームランをかっ飛ばした選手がいたそうです。その選手は怒られたとさ。

日本は名選手が監督になるのが通例で、先日亡くなられた西本監督などは珍しいケースです。

名選手だった日本の監督は、選手と離れてベンチに座り込み、コーチ陣の取り巻き状態をみたら、仕事しているとは思えないのです。 

| | コメント (0)

« 2011年11月27日 - 2011年12月3日 | トップページ | 2011年12月25日 - 2011年12月31日 »