山梨県の自然エネルギーへの取り組み・太陽光発電
ココログ通信の記事を転載する。
山梨県の自然エネルギーへの取り組み・太陽光発電
(1)山梨県の自然エネルギーへの取り組み・太陽光発電に決めたわけは?
山梨県は、全国有数の日射量※を有しており、太陽光発電に適していることから「山梨県地球温暖化対策実行計画」でも、太陽光発電を積極的に推進していくこととしています。地熱については、県内の温泉は温度が低く地熱発電には適さないものが多いのです。また、風力については、一時的に風が強いことはあるのですが、常に風が吹いていることは少ないのです。小学校などで一部導入していますが、風車が回っていないことも多いのです。小水力発電については資源に恵まれていることから、導入促進に向けた普及啓発を行っています。
※甲府市は、県庁所在地の中で1971年~2000年の30年間の平均値で全国1位
(2)構想から実現、他の発電所と異なる点は?
晴れていれば最大かというとそういうわけでもないのです。太陽光発電のパネルは温度が上がってしまうと一般的に発電効率が下がってしまうため、温度が低い方が出力が出るといわれています。こちらの発電所では、これまで一般的に使われているシリコンではなく、CIS(カルコパイライト系)薄膜化合物のソーラーパネルを使用しており、高温になっても比較的効率がよいといわれています。
※CIS型太陽電池を使うメリット
・シリコンを使わないため、原料の供給不足の心配がない。
・結晶系シリコン太陽電池よりも幅広い光の成分を吸収できる。
・一部影がでた場合、シリコン系太陽電池に比べ安定して発電できる。
CIS型太陽電池(化合物系)
主成分 銅・インジウム・セレン
一枚の大きさ 977mm×1,257mm×35mm(155W)
設置枚数 約8万枚
また、通常、太陽光パネルの仰角は一般的に30度なのですが、仰角10度とすることで、風荷重が軽減され、架台・基礎コストを削減しています
米倉山太陽光発電所についてHP
http://www.pref.yamanashi.jp/kg-denki/mega_solar.html
明電舎HP
http://www.meidensha.co.jp/pages/top/index.html
太陽電池の種類のお勉強
1 シリコン系(第一世代型)
2 化合物系(第二世代型)
3 有機系(開発中)
4 量子ドット型(第三世代型)
などを色々な工夫をしながら作られています。
何十種類もあります。あとは自分で勉強しろ。
業者が売り込みにきた時、蘊蓄を並べるとほとんどの業者は分からないので帰ります。
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