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2012年9月25日 (火曜日)

「天地明察」を見た

暦のお話である。
今日は秋彼岸明けです。彼岸入は9・19、秋の彼岸は9・22、秋の社日(土地の産土神に参拝)は9・24でした。9・30は中秋の名月です。

さて、当時、暦は宮中が握っていた。
これは、利権がついているので間違っていても放そうとしない。
版権がそれである。

中国の太陰太陽暦を採用していたが、800年も経てば、狂いが生じ、日本では、あれこれ修正した暦が10ぐらいあったそうな。
中国には元の時代により正確な暦ができたのであるが、元寇で怖い思いをした宮中は、愚かにも、古い暦に戻してしまった。

山哲は元の時暦が正確であることを確かめ、改暦を迫るが、誤差がでる。
幕府が敗れ、宮中が勝つ。(誤差は宮中の暦の方が多いにもかかわらず利権があるのでおいそれとは改暦しない。)
諦めないのが偉人の所以であり、時暦が作られた中国と日本の緯度、経度の違いに気付き、修正をする。
これによって、正確な暦が完成し、改暦となる。
あわせて、二十四節気なども日本にあわせて改め、追加する。
暦は1年がかりで計算し、毎年の暦を幕府が作っていくこととなる。

明治に太陽暦が採用されるまで精度をあげて旧暦が作られていた。
旧暦には暦注が多くあり、時代とともに変わっていくのであるが、陰陽師、占術などから来ている。

六曜・干支・九星・十二直・二十八宿・選日・下段などあまたあったが、明治の改暦で科学的根拠の無いものは廃止するよう命令があった。

占術を頼りにしていた庶民にとって激変は混乱を招く。
暦の係か暦屋かしらねど、幕末から明治で一番いい加減な、陰陽師、占術からも無視されていた「六曜」を暦注に採用した。

困ったことに、占いの専門家から見捨てられたような六曜は、庶民には覚えやすく大流行し、今日に至るのである。

占いを勉強した方には意味の無い「六曜」だが、庶民はおろか役所まで利用している。
斎場は「友引」は休みなので、都会では葬儀に7〜10日かかるようだ。田舎でも「友引」の翌日は込み合って日延べする場合がある。
坊主は「友引」の日に会合を開きやすいと喜んでいた。

浄土真宗は占い、迷信のたぐいは無視する教えなのだが、上記理由で「友引」の日の葬儀はないのだ。
親鸞の時代に「六曜」などはなかった。

もっと詳しく知りたい方は、なんと 暦 がおすすめです。

蛇足の長靴:1年は365.2422日 を覚えておくと便利です。
 100年だと
 365.2422×100年=36524.22 日となり、
 365×100年=36500日 から100年で24回閏年があれば良いことがわかる。
  100年目は閏年にならない。

 400年だと
365.2422×400=146096.88 となり、
 365×400=146000日 から400年で96回閏年があれば良いことがわかる。
  しかし、400年の1日未満の端数は0.88日もあるので、閏年にしたほうが合理的ですね。
 
 2000年だと・・・自分でしろ・・・コンピュータシステムの2000年問題が理解できるよ!!

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