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2012年5月19日 (土曜日)

ホルムアルデヒドで断水

電力も大事だが無くても死ねことは無い。
水は無ければ死に至る。
蛇口をひねれば水道から水が出るのが当たり前のことと思って慢心してはならない。

明日には断水も解消するようですが「ホルムアルデヒド」とは何か少しお勉強しましょう。

千葉 取水停止で断水相次ぐ
   5月19日 18時0分 NHK
利根川水系の浄水場で、国の基準値を超える化学物質のホルムアルデヒドが検出された問題で、千葉県内の浄水場が取水を停止したため、千葉県では柏市のすべての世帯をはじめ、野田、流山、我孫子、八千代の5つの市の、合わせて33万世帯余りが断水しています。・・・以下省略

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● アルデヒド
 アルデヒド (aldehyde) とは、分子内にカルボニル炭素に水素原子が一つ置換した構造を有する有機化合物の総称である。

有害性
 多くの生物にとって有害で、低級アルデヒドは強い刺激臭をもつ。
また、アルデヒドは全体的に辛味を有し、特に芳香族アルデヒドは一部のスパイスの辛味成分ともなっている。
 沸点を同じ炭素数について比べると、エーテル<アルデヒド<アルコール の順である。

主な化合物(アルデヒドの種類)

  ●  ホルムアルデヒド (メタナール、HCHO) - 水溶液はホルマリンと呼ばれる
  ◎ アセトアルデヒド (エタナール、CH3CHO)
▪ プロピオンアルデヒド (プロパナール、C2H5CHO)
▪ アクロレイン (ビニルアルデヒド、CH2=CHCHO)
▪ ベンズアルデヒド (C6H5CHO) - 杏仁の芳香成分。
▪ シンナムアルデヒド (桂皮アルデヒド、C6H5CH=CHCHO) - シナモンの芳香及び辛味成分。
▪ ペリルアルデヒド (C10H14O) - シソの芳香及び辛味成分。


● ホルムアルデヒド (formaldehyde)
は、有機化合物の一種で、最も簡単なアルデヒド。
毒性は強い。

分子式は CH2O。
酸化メチレンとも呼ばれ、IUPAC命名法では メタナール (methanal) と表される。CAS登録番号は [50-00-0]。
接着剤、塗料、防腐剤などの成分であり、安価なため建材に広く用いられている。しかし、建材から空気中に放出されることがあり、その場合は低濃度でも人体に悪影響を及ぼす、いわゆる「シックハウス症候群」の原因物質のうちの一つとして知られる。
現在、建築基準法によりホルムアルデヒドを放散する建材の使用制限が設けられている。
建材には、F☆からF☆☆☆☆までの放散量によるランクがあり、F☆☆☆☆がもっとも放散量が少ない。

1948年10月30日に農薬登録を受け、殺菌剤として稲のいもち病やジャガイモの黒あざ病防除に種子消毒の形で使用されたが、1990年11月22日に登録失効している。
WHOや厚生労働省により 0.08 ppm の指針値が設けられている。現在のところ、性能規定や指針値を超えた場合の罰則等はない。

ホルムアルデヒドはWHOの下部機関である国際がん研究機関によりグループ1の化学物質に指定され、発癌性があると警告されている。


◎ アセトアルデヒド(acetaldehyde)
は、アルデヒドの一種で、示性式は CH3CHO。IUPAC命名法では エタナール(ethanal)ともいい、他に酢酸アルデヒド、エチルアルデヒドなどの別名がある。
 自然界では植物の正常な代謝過程で産生され、とくに果実などに多く含まれている。
また人体ではエタノールの酸化によって生成し、一般に二日酔いの原因だと見なされている。

産業的にも大規模に製造され、その多くが酢酸エチルの製造原料として使われている。
独特の臭気と刺激性を持ち、自動車の排気やたばこの煙、合板の接着剤などに由来する大気汚染物質でもある。
 発がん性
 アセトアルデヒドはヒトに対して発がん性のある可能性があり、少なくともアルコール飲料の摂取によって体内で生じるアセトアルデヒドには発がん性がある。
下戸は無理して酒を飲むな。

◎ メタアルデヒド(Metaldehyde)
とは、アセトアルデヒドがアセタール化した4量体で分子式 (C2H4O)4 の無色針状晶であるが、放置すると徐々にアセトアルデヒドの3量体のパラアルデヒドに転換するので通常は両者の混合物になっている。

農薬として
ナメクジやカタツムリの駆除に使われる物質である。
また、キャンプなどで使う固形燃料としても使われる。
ナメクジ、カタツムリ駆除剤としての利用
 ▪ 穀物粉や糖蜜などに混ぜてペレット状にし、誘引駆除剤にする。(ナメトックス、ナメキール等)
 ▪ クスミノンはスクミリンゴガイ(俗称ジャンボタニシ)防除剤でメタアルデヒド10%のベイト剤(粒状)で田植え直後の稚苗を守るため。去年までアセトアルデヒドを使用していた。
 ▪ また、他剤を混ぜてダンゴムシ、コオロギ等をも駆除できるようにしたものもある。(グリーンベイト等)
 ▪ 水和剤にして生息場所に散布する。(マイキラー等)

キャンプ用固形燃料としての利用
 ▪ 液体燃料を使用するポータブルストーブの予熱用燃料に使用される。また固形燃料ストーブの主燃料としても用いられる。短縮してメタと呼ばれることもある。代表的なブランドとしてスイスメタがある。

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2012年5月16日 (水曜日)

黄金比と白銀比

黄金比(おうごんひ、英語: golden ratio)は、ギリシア文字のφ(ファイ)で表される。
φ=1+√5/2
の比である。
近似値は1:1.618、約5:8。

黄金比は、名刺を初め、様々なカード類の縦横比にも利用されることが多い。ディスプレイのアスペクト比には黄金比に近い8:5のものもある。

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正方形 abcd を作り、辺 bc の中点 o を中心に、線分 oa または od を半径とした円を描き、それと辺 bc の延長線との交点を e とすると、ab : be が黄金比となる。

フィボナッチ数列の隣り合う 2 項の比は黄金比に収束する。

幾何学的には黄金比は正五角形の中に見ることができる。

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正五角形に全ての対角線(星形:☆)を引くと、それらの線分は互いに黄金比に分割する関係をもつ。黄金比で長さを分けることを黄金比分割または黄金分割という。

黄金比はパルテノン神殿やピラミッドといった歴史的建造物、美術品の中に見出すことができるという。
また、自然界にも現れ、植物の葉の並び方や巻き貝の中にも見付けることができるといった主張がある。これらの主張から、最も安定し美しい比率とされ、意図的に黄金比を意識して創作した芸術家も数多い。
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黄金比のコンパス が欲しくなる。
ウチダ製で1万円以上する。これだ
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しかし、イタリア製の美しいコンパスはこれに決まりだが 4万円以上する。
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デザイナー 川崎和雄氏のブログを読まれたい。
http://www.ouzak.co.jp/blog/?p=25628


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白銀比
白銀比(はくぎんひ)と呼ばれる比で、近似値は1:1.414、約5:7。
1:√2の比

 紙の寸法などに用いられ、日本では古くから美しい比とされ法隆寺の五重塔や慈照寺の銀閣などの歴史的建造物にも見られるため、大和比(やまとひ)とも呼ばれる。

紙加工仕上がり寸法
 ISO 216規格で定められる紙の寸法は短辺と長辺との比が1:√2の白銀比になっている。
このような紙は短辺を合わせるように折ると、もとの紙と相似になるため、紙の大きさが分かりやすい。

A列、ISO B列は ISO 216 で画定されている国際標準である。ドイツの工業規格 DIN 476 が国際標準化され、各国で使われている。
 それ以外の紙の大きさは白銀比でない。

ちなみに、√2は物差しが無くても紙を折れば実寸を出すことが出来る。
中学で習った正三角形1:1:√2を利用すれば簡単にできる。
僕が試した経験では、短辺を物差しで1.414・・・倍する人は学校の成績がいい人に多く見られた。
職人気質の人は少し考えてから紙を折る。

あなたは、どっち、でしょう?

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二宮金治郎はどこへ行ったのか・・・?

僕らが子供の頃、小学校の校庭で、薪を背負いながら読書している二宮金治郎の銅像は、最近ではすっかり姿を消してしまいました。

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 二宮尊徳(にのみや たかのり/にのみや そんとく)(金次郎、通称は金治郎)は、1787年、小田原に生まれました。
父を14歳で母を16歳で亡くし、伯父の家で苦しい農耕をしながら「論語」「大学」「中庸」等を独自に学び、青年期に家を再興。

彼が生まれたのは、現在の日本のように人口が減少傾向にあり、経済停滞が持続する閉塞した時代だったようです。地方の農村では、飢饉が頻発し、娘の身売りや逃散(農民が自らの田畑を捨て、江戸などの都市部に逃げること)が絶えませんでした。

 農民の子として生まれた金次郎が、銅像のように勉学に励んだ結果、困窮に陥った大名家や村の財政を立て直す指南役として大活躍することになりました。

金次郎をして、江戸の「名経営コンサルタント」と絶賛する人もいるくらいです。

また、金次郎の思想は、経済と道徳の融和を訴えます。

私利私欲に走るのではなく、社会に貢献することが結果的には自らに還元するというg>『報徳思想』を築いたことでも有名になりました。
その思想は、現代のビジネス界においても信奉者が多く、その勢いは海外にまで広がっているくらいです。
(報徳思想は、JAの基本理念なのですが・・・・)

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 金次郎の功績を別の角度から取り上げた猪瀬直樹氏(東京都副知事)の金次郎像をご紹介いたしましょう。

以下は、猪瀬氏の『二宮金次郎が薪を背負っている理由』(文春文庫)を参考にしています。

【二宮金次郎ファンド(?)】       

 金次郎は、『五常講』と呼ばれるマイクロファイナンスのような融資制度を考案します。
例えば、十両のお金を貸し付けたとします。相手は、町の金貸しが決して貸さないような農民です。毎年二両を返済してもらうことになるので、5年での完済となりますが、「5年間二両ずつ返済して生活ができたのだから、もう1年二両を支払っても大丈夫だろう」として、6年目にもう二両出させます

ただし、この二両は自分の儲けではありません。『推譲』と呼び、五常講の新たな資金としてファンディングします。推譲されたお金は次の融資に使われ、次の推譲が生まれることで、次々と資金が膨らんでいきます。

次第に、二宮金次郎ファンドと呼んでも差し支えない規模に成長しました。
金次郎ファンドは、最初は個人向けに融資していましたが、それが村単位の出資に拡大。さらに広がり、関東600カ村に融資するまでになりました。
最終的には、関東平野の小大名や旗本にも融資をすることとなったのです。

あるとき、二宮金次郎は才を買われて、小田原藩家老である服部家の借金整理に知恵を貸すことになるのですが、金次郎が最初に行ったのは意外なことでした。
金次郎は女中を全員集め「ススを1升持ってきたら2文やる」と指示します。
女中は意味がわからなかったのですが、「二文もらえるなら」と一生懸命お釜を磨いて、そのススを金次郎のところに持っていきます。

当時は、お風呂の湯沸かしから飯炊きまで、すべてお釜で行います。
そのお釜をピカピカに磨くことで、燃料効率のアップを目指したのでした。
お風呂を沸かすのに、10本使っていた薪が7本ですむようになったら、
3割のコスト削減につながるという意味です。

まずはコスト削減。
そこで浮いたお金を運用して利益を出していくという考え方。
このコスト削減の部分ばかりがクローズアップされて、「二宮金次郎=節約」といったイメージが定着していますが、金次郎の本質は浮いたお金を「運用」した点にあるのです。


【キーワードは、『分度推譲』と『積小為大』】       

金次郎のこうした逸話は、低利融資、節約、運用といった彼の“利の悟さ”を想起させますが、その経済感覚の底辺にある思想を忘れてはいけません。

「人はお金だけで動かすことはできない」「思想を農民の腹におとす」ことが何よりも重要であることを、農民出身の彼はよくよく理解していたのでしょう。

 金次郎の思想を端的に表している言葉を二つ、紹介しましょう。

『分度推譲』・・・ 分度とは、自分の生活の「度」(レベル)を認識し、その範囲内で慎ましい生活をすること。
推譲とは、今あるお金をすべて使い切ってしまうのではなく、一部を将来の生活のため、子孫のため、あるいは、公共の利益のために振り分けることが大切。それが、結果的には、自分の利益につながるという考え方。


『積小為大』・・・小を積んで大を為す。
節約の大切さを訴えるだけではなく、日頃の小さい積み重ねが出来ない人間に大事を為せるはずがないことを教える考え。

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TTPと農業戦略

農村の現状を述べます。

私は零細農家の一人です。
先祖の土地やお墓を守るため田舎に住み、赤字農業を維持するためサラリーマンをしていた第2種兼業農家です。

自分で選択した道ではありません。
農家の長男として運命づけられていたといっても良いでしょう。同じ境遇の人たちが多くいますが、私たち団塊の世代でそれも終わるでしょう。

大企業や国家公務員になった人達は農村を離れて暮らさざるをえません。
当然、その人等の親が高齢者になったり死んだ農家は空き家になっています。現に、裏の2軒は3間流れの立派な家ですが空き家で、野良犬が住み着いております。

私達の世代も子供が兼業農家をすることを望んでいませんし、出来る時代でもありません。
これまでもブログで何度も書いてきましたが、東京など遠方に住にながら、田舎の家と田んぼの固定資産税を払い、田んぼやお墓や檀家や神社の氏子の世話をしている人にもったいないから、相続放棄をするよう勧めています。

 私は高齢者になったら「のたれ死に」または「逃散(農民が自らの田畑を捨て、江戸などの都市部に逃げること)」する覚悟であります。
 しかし、農水省やJAの法律、仕組みにがんじがらめに縛られ、自分勝手が許されず、村八分になる覚悟が必要です。
これも、最近、部落内のある家が両親と大黒柱が病気になり部落の全ての行事、講、役職を放棄せざるを得ない状況となり村八部状態です。1つでも前例が出来るとあとは気楽にそうなることが当たり前のようにできるようになりました。

70過ぎたら、あるいは農機具が壊れたら、自家消費の米と野菜だけ手作業で作ります。戦前の農業のようにやれば自分のだけなら可能でしょう。街の消費者の皆さんの分までは作れません。ごめんなさい。

 農家が土地所有者になったのは戦後の農地解放からです。
農業始まって以来の大事件と云ってもいいでしょう。地主になったが土地が中途半端で経営も成り立たない面積なのです。
兼業と補助金と関税でやってきましたが、限界を超えています。すでに、制度疲弊しているのを知りながらお上のいいなりになっている。TTP参加反対はお上(官僚)やJAの指導です。
これが農家の現実なのです。

 さて、TTP問題ですが、
「まず農業保護政策を整えてから」とJA等の意見は、農家の現実を見れば、ビジネスとして成立しないという現実を認めるべきです。

今の日本の農業は、関税と補助金で生かされているだけなのですから、TPPに参加して関税等が撤廃されれば国内の農業は必ずつぶれます。

わずかに、付加価値の高い農産物は細々と残るでしょうが、9割以上の農家はつぶれる。



そもそも、貿易自由化の流れというのはすでに40~50年も前から始まっているのです。
しかし、農林水産業だけは政治に頼り、改革に手を抜いて、問題を先送りし続けてきた。両者の合致から、農村は保守議員が強い。

日本の農業は遅かれ早かれ、自由化の波に飲まれて国内生産の90%以上が成立しなくなります。
そこで日本の農業戦略として、

(1)日本国内にはビジネスとして成立する農業を残す。

(2)食糧安保のためリスクを最小限化することを目指し、日本人が海外各地で農産物を現地生産する。

そのために、行政のするべき政策はとりあえず2点。

1.外国における「農地の借地交渉」
 日本の食糧安保のためには、例えばオーストラリア、ブラジル、東南アジア、(除く、中国)等の土地が余っている所で日本人が出て行って日本用の農産物を生産し、それを逆輸入するのです。
水産業、林業も外国へ出て行く可能性はあります。
相手国との間で広大な農地の借地交渉が政府がやるべきことです。

 しかし、以前ブログに書きましたが、中国、韓国などは世界中の農地借地を行っています。まだ土地があるのか心配です。おそらく耕作農地や原野は皆無でしょう。
 外国で土地を借りている日本人の農家の方が融資を受けに帰国しましたが、農政当局はじめJAや民間からも融資が受けられなかった現状をNHK TVで見て寂しくなりました。




2.「地上げ」
 農業が海外生産に移行すると、国内の農地が余ってきます。
現在の農地の1~2割は大規模集約化をして付加価値の高い作物を作る効率的な農地に再編し、1~2割は「杜」を作り、残りは宅地に造成する。


 「農地をなくすると日本の自然が壊れる」とか「農村文化が壊れる」とお上が云いますが、すでに壊れています。少なくとも10年経てば壊れます。

最初の自然破壊は農業です。

 現在の農地を大規模集約農地と杜と宅地に再編することで、自然環境は整備され、住宅産業に火がついてGNPも大きく伸びるわけですから、国民に大きな豊かさをもたらす短期的成長戦略の一つの柱になるのではないでしょうか。

宅地は300坪の敷地とし、150坪は水田と畑にすれば、私たちと同じように自家消費の生産は可能でしょう。全員が農家となればいい。楽しそう??かな??sun 

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