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2013年12月23日 (月曜日)

国産銃 64式  89式 について

64式7.62mm小銃
  (ろくよんしき7.62ミリしょうじゅう・英語名:Howa Type 64 Rifle)
64

は、主に陸海空の各自衛隊と海上保安庁で使用されている自動小銃。
1964年に制式採用された戦後初の国産小銃である。
自衛隊と海上保安庁で採用された。

日本人の体格を考慮した設計となっており、命中精度を高めるために二脚を標準装備する。
また、連発時の命中精度向上を図り、緩速機構による低発射速度や横ブレ・振動を防ぐ部品形状・配置を採用した。
1984年度における製造単価は約17万円。
弾倉はダブルカラム(複列)式で最大装弾数は20発。

弾薬は有事の際に在日米軍との弾薬を共用する事を考慮し、当時のアメリカ軍が配備していたM14(M1は第2次世界大戦に使用、装弾8発で自衛隊は
当初使用していた。M14は戦後配備された。)
M14_afmil
             M14
と同規格の7.62mm×51弾を使用し20発装弾も同一にした。
この弾薬は反動が強く、フルオート射撃に向かないため通常は装薬を減らして反動を抑えた減装弾を使用する。
この7.62mm弾の採用は、当時採用されたばかりだった62式7.62mm機関銃との弾薬の統一化も含まれていた。

89式5.56mm小銃
  (はちきゅうしき5.56ミリしょうじゅう・英:Howa Type 89 Assault Rifle)
64_2
             手前64式   奥89式
89
                89式

は、自衛隊が制式化した自動小銃である。1990年代以降、陸上自衛隊の主力小銃となっている。
89式5.56mm小銃は64式7.62mm小銃の後継として開発され、1989年に自衛隊で制式化された。
アサルトライフルに相当し、自衛隊と海上保安庁、警察の特殊部隊(SAT)において制式採用されている。
納入単価は20万円台後半から34万円と高価で外国から輸入した方が安い(大部分が強化プラスチック製で使い捨て感覚のものなら5万円台からある)。

ただし、多様途使用するためのアダプター(多用途型の銃剣、光学照準器、前方握把(フォアグリップ)、フラッシュライト・レーザー照準具、不可視レーザー照準具、06式小銃てき弾、折り曲げ銃床など・・・)などはなく、いつ生産中止になるか分からないリスクがある。

89式は64式より800g軽く3.5Kg、全長は990mmから916mmと短くなり、構えた時の重心バランスが向上した。
照準がしやすく、銃の性能向上とともに、より日本人向けとなった。
僕も構えてみたが64式は重心が前部にあり、構えただけでがっかりしたが、89式は撃ちやすそうだった。
装弾数 20または30発。
89_2
       非対称の銃床(強化プラスチック製)
反動は64式と比較し、数値上約1/3とされている。
口径が7.62mmから5.56mmに変わったが、弾の速度が速くなったので威力は変わらず、反動も減り、撃ち易くなった。
連続で650~850発撃て、弾が小さくなったことで携行弾数が増えるという利点があった。

疑問に思うのは、64式のときなぜ5.56x45mm NATO弾を採用しなかったのか?
多分、64式の時はアメリカ軍や多くの国で7.62x51mm NATO弾が採用されていたのに合わせただけだと思う。
だが、7.62mm弾の開発元であったアメリカ軍は、ベトナム戦争の最中に小口径高速弾である5.56x45mm(M193)を使用するアーマライト社のAR-15をM16として採用したため、多くの国で新たな小口径の5.56x45mm弾に合わせた銃の開発が行われた。

体格のあるアメリカ人でさえ反動からくる命中精度が落ちるので(アメリカ人も大戦以降はなまちょろいのが増えたのだろう~映画「フルメタル・ジャケット」を観られたい)
変更したのであろう。

**蛇足
 前のブログに弾の写真があるのでよく見てください。
弾頭より薬莢が大きいので火薬がたくさん入り、速度が増す。
薬莢が花瓶の形に似ているので「瓶首」(ボトルネック)と呼びます。
弾丸を30発ぐらい並べると 弓形のカートリッジにきっちり入ります。

なお、拳銃の薬莢は火薬量からストレートだけしかありません。

また、拳銃は銃身が短いので、速燃性の火薬を使います。
   ライフルは銃身が長いので、遅燃性の火薬を使います。

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