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2014年3月 6日 (木曜日)

農業がもたらす環境汚染~地下水~2

またまた窒素が悪さをしています。

2.一酸化二窒素

  一酸化二窒素(いっさんかにちっそ)または亜酸化窒素(あさんかちっそ)は窒素酸化物の一種で、吸入すると陶酔効果があることから笑気ガス(しょうきガス)とも呼ばれる。
化学式はN2O
紫外線により分解されるなどして一酸化窒素を生成するため、亜酸化窒素の増加もオゾン層破壊につながる.

一酸化二窒素(亜酸化窒素;N2O)は 100 年あたりの地球温暖化係数(同じ質量の二酸化炭素を1とした場合の温暖化への寄与を表す係数)が二酸化炭素(CO2)の 296 倍という、強 力な温室効果ガスである。

現在の温室効果への寄与は CO2、メタンについで 3 番目に大きい。

N2O は成層圏オゾンの破壊物質でもあり、N2O の排出制限に今 すぐ取りかからなければ、N2O は 21 世紀最大規模の成層圏オゾン破壊物質になるであろう と述べている。

アンモニア酸化細菌が海洋や土壌中に広く分布しN2O を作り出している。

農業(施肥土壌および家畜排泄物の処理過程(堆肥化等)における硝化および脱窒)、バイオマス燃焼 (森林火災や作物残さの燃焼過程)、河川および海岸(人為的起源窒素の脱窒)などが主な発 生源となっている。

N2O の人為的発生源のうち、最大のものは農業であり、施肥土壌および家畜排泄物の処理 過程(堆肥化等)からの N2O 発生量は、地球全体の人為的発生量の約 40%を占めると推定 されている。

農耕地において、N2O はおもに化学肥料および有機肥料の施用により 発生している。

1960 年から 2000 年の間に、世界の窒素肥料の使用量は 8 倍にも増大した。

作物の施肥効 率は一般に 40%以下とされており、作物に吸収されなかった大量の窒素肥料の一部は脱窒さ れN2となって大気に戻るが、一部は雨によって流亡し水質汚染を引き起こしている。

また、 施肥した窒素量の 0~数%程度が N2O となって大気へ放出されている。

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