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2014年3月29日 (土曜日)

玄能(玄翁)を買いました

最近、やっと玄翁(能)が手に入りました。

TVで紹介されたら在庫がなくなり、時間があればお店のHPを眺めておりました。

予算、重さ、形状と相談し見た目はボロに見えるが見る人が見たら「いいね!」と云うようなものを買いました。

28600en

  

 正行玄翁別製火造り玄能120匁を買いました。
   磨いてないので焼き入れたままの色合いが素敵です。
   
樫の曲がり柄は自分ですげます。

**以下 参考**

1.鋼付玄能

 現在、日本の鍛冶屋さんで鋼付の玄能を造っているのは、「道心斎正行」こと馬場政行さんだけです。

 鋼付玄能の特徴として、中心部分は(鉄鑿や包丁などの地金と同じ)を使っていて、両端に鋼(刃物に使う鋼)をイモ付けという鋼付の方法で張っています。

一般的な全鋼の玄能と違い、上質の刃物と同じで、粉炭の中で焼きなましをしてから、焼入れを行います。そのため硬度が全鋼の玄能に比べて高く、鑿をたたいたり、釘を打つにも「きき」が非常に良いです。

 「一番すごい」と感じることは、「けんしょう炎」や「ひじの痛み」で悩んでいる大工さんが道心斎正行の「鋼付玄能」を使って、けんしょう炎やひじの痛みがなくなりましたという、喜びの声を何人もの大工さんから、聞いたことです。

 

 日本では、上手や下手な鍛冶屋さんは、幾人かいますが病気を治した鍛冶屋は「道心斎正行」こと馬場政行さんだけです。

特製.洞心斉正行玄翁(玄能)「月花」一文字型和鉄120匁

平成24年初めの玄翁です。地金に和鉄、仕上げは側面が縦目に仕上げ千代鶴さんの小刀にもあったのような仕上げ方で、正面が横にヤスリかけ、そして珍しい一文字型の120匁です。

重さはたっぷりの495グラム、全長9,85センチ、穴縦2,45センチ×穴横8ミリです。
さすが奇麗です。18万円で売れていました。

18

  

特製.洞心斉正行作雪玉玄翁500匁

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 刀のような地金がきれいです。味がある。

200年以上前の和釘を使っておろしかねに似たつくりで玄能の地金部分を作り、現代の地金に巻きつける「とづる巻という方法」で大きな玄翁を作りました。

 ひつに地金を巻きつけた角ができましたが地の模様は日本刀に似ていてあじわい深いです。

ふつう大きな玄能を作ると大雑把になりがちですが写真でとると大きさを感じさせない作りです。

今はできたばかりなので落ち着いてない雰囲気がありますが何年かたつと模様がもっとはっきりと出てくると思います。

2.全鋼玄能

 正行さんが造る通常の全鋼玄能は、形状をグラインダーやペーパー、やすりなどで仕上げてからすぐに焼入れを行います。

 しかし、火造り玄能の場合、上質の刃物と同じで焼入れ前に粉炭で焼きなましをしてから、焼入れします。

 それに機械を使っているのは、材料の丸棒を角にする時、「ひつ穴」をあける時、玄能の口をする時だけ使います。
 玄能の鎚あとは、何百回も手鎚で仕上げます。そのために、かなりの体力と時間がかかり、数量もできないので、値段が高くなっています。

 正行さんは、仕事に対して妥協をしないので、同じ商品を造っても、かわらないか、より良くなっています。

 火造り玄能は、正行さんいわく日本的な、「わびさび」を感じてもらいたいと思っています。

 ですから、長く使えば使うほど、あじがでてきます。

54000

別製火造り四角ダルマ200匁
ダルマは長さが短く、鑿の叩きに使いやすい。

柄は短め1尺の曲がりか、直柄かは好み。

正行玄翁(玄能)山桜柄大

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Photo_8

正行さんが鉋で削った山桜の玄能柄です。大サイズになります。
玄能の穴に入る先の厚みは10,5ミリ、幅が3センチくらいです。
握りの直径は4,1センチくらいです。長さは36センチになります。

実際に仕込んだ後は穴に木工用ボンドを穴に入れると抜けにくくなります。

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