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2014年7月 9日 (水曜日)

樒  南天  蘇鉄 の花が次々と咲く

シキミ(樒)
全体に香気があり,仏前に供え,葉・樹皮から線香・抹香を作り,材は数珠などとする。コウノキ。マッコウギ。ハナノキ。シキビ。

仏前に供える木として知られていますが、花が咲き、実も付きます。花は透明感のある淡黄色です。
Photo
                     花
Photo_2              実  秋になると
Photo_3          左は香辛料の八角  右は有毒
「抹香臭い」という言葉は、この木の香りのことを指しています。全株に毒性があります。特に果実は毒成分が多く、「悪しき実」とされ、それが略されてシキミになったといわれています。漢字では「樒」と書き、いかにも密教と関係がありそうです。
弘法大師が青蓮華の代用として密教の修法に使った。青蓮花は天竺の無熱池にあるとされ、その花に似ているので仏前の供養用に使われた。
Photo_4      真宗では阿弥陀様の近くに供えます
シキミの実(み)は、「毒物及び劇物取締法」という法律で、植物で唯一、劇物に指定されています。従ってこの実を集めて、「無届」で「販売」したりすると罰せられます。



  仏壇に飾る花は毒のない花でなければならない。

そも、花は仏の智慧を表すといわれております。
お香は浄土の香りを表すところから、本尊に近いところへ飾る小さな花入れには仏壇を痛めない「樒」がよしとされたのでしょう。


普段は、金色の蓮の花と葉のイミテーションが飾ってあります。
家に苗木を買ってきて植えてありますがなかなか育ちません。
最初は土が肥えすぎて。根腐れを起こしてすぐ枯れました。

また、2本苗を求めて、家の南と北の空いた場所へ日当りも考えず植えてしました。
南側は前の家の陰になり、土も石ころだらけで大きくなりません。


北側に植えたのは朝のうち日が当たらないのと、北風にしごかれていますが、少し大きくなり、葉も奇麗です。 
数年間は木を育てることに専念しないとだめなようです。これが当てはまるのは果樹です。数年間は実がなったら、摘果して木を育てないと永く実をつけてくれません。
我慢。

南天
和名の由来は、漢名の「南天燭」の略。南天の花は、仲夏の季語。実は三冬の季語。
音が「難を転ずる」に通ずることから、縁起の良い木とされ、鬼門または裏鬼門に植えると良いなどという俗信がある。
Photo_5           白い花   
Photo_6          赤い実
我が家の南天は、実を鳥がついばむのか、庭のいたるところに生えている。俗信など信じておる場合でないのだ。

錦糸南天等とよばれる。園芸種のオタフクナンテンは葉が紅葉しやすく真夏でも赤い葉を付ける。実がつかないのが特徴で、高さも50cm程度しか伸びないので、下草などと一緒に庭園によく使用される。
Photo_8       すぐ増えて 群生します
稀に太く育ったものは、幹を床柱として使うことがあり、鹿苑寺(金閣寺)の茶室、柴又帝釈天の大客殿などで見られる。
普通は箸にすることが多い。芯は黄色がかった色で、皮はザラザラなのを少し残して作ると風情があって俺好みだ。
葉は、南天葉(なんてんよう)という生薬で、健胃、解熱、鎮咳などの作用がある。葉に含まれるシアン化水素は猛毒であるが、含有量はわずかであるために危険性は殆どなく、逆に食品の防腐に役立つ。このため、彩りも兼ねて弁当などに入れる。もっとも、これは薬用でなく、食あたりの「難を転ずる」というまじないの意味との説もある。


こちらでは、赤飯には必ず入れてあるが、時折プラスチックの偽物が入っていることもある。

これは単にゴミになるだけなのでやめてほしい。

蘇鉄
根に根粒があり、藍藻類を共生させており、それらが窒素固定能を持つため、痩せ地でも生育できる。
Photo_14      大きくなると  芽ができて増える
葉先は鋭く尖り、刺さると痛い。だから手入れが大変です。

大きくなると、脚立に上り、古い葉は根元から全部切り落とさなければならない。
Photo_10         すぐ開きます  古い葉は切ってある

雌雄異株である。雄花は幹と同じくらいの太さの松かさを長くして、幹の先端に乗せたような形で、松傘の鱗片にあたるものの裏一面に葯がつく。
Photo_11      雌 花
Photo_12      雄 花  植物も動物も形は 似てる?

雌花は茎の先端に丸くドーム状に膨らみ、雌しべを個々に見ると、上半分は羽状複葉の葉が縮んだ形、下半分の軸には左右に胚珠が並ぶ。


家のは雄で、近所にあるのもほとんど雄ばかりです。

車でどっかへ出かけるおりには気にかけながら行くと時折雌株をみる時がある。
旧道沿いの田舎道で、100年以上昔から住んでいるような農家の庭先の日当りの良い庭にある。
分譲住宅にはまずない。
種子にはアゾキシメタンを含む配糖体であるサイカシン (Cycasin) を含み有毒であるが、澱粉分も多いので、皮を剥ぎ、時間をかけて充分に水に晒し、発酵させ、乾燥するなどの処理をすれば食用になる。
Photo_13       実


沖縄県や鹿児島県奄美群島では、飢饉の際に食料として飢えをしのいだとの伝承もあるが、毒にやられて苦しむ人が出て「ソテツ地獄」という言葉が生まれた。
種子から取った澱粉を加工して蘇鉄餅が作られた。
微生物による解毒作用を利用して無毒化された蘇鉄味噌は、「あんだんすー」の原料にもされる。

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