« 2014年3月30日 - 2014年4月5日 | トップページ | 2014年5月4日 - 2014年5月10日 »

2014年4月18日 (金曜日)

農業の歴史〜2

マスコミにはTPP交渉で「日本の農業が壊滅的な状況にならないよう交渉する。」と政治家が言っている。

政治家は農業は壊滅していないと思っているのか?認識不足も甚だしい。

知っているが、選挙があるのでそう言ってるだけなのか?いづれにせよ、農民をバカにした物言いである。



熊本で家禽が鳥インフルエンザにかかり、10万羽を超える元気な家禽まで殺生した。

こうした行為に及ぶことは異常な状態であることは賛同していただけると思う。
原因は、家禽の飼い方が自然と大きく離れていることだ。

人の欲望は地球を破壊することも厭わない、恐ろしいものだった。

本能で生きている生物にとって人の行為(農業)は存在を否定される恐怖なのです。
人に都合が良ければ「益虫」となり、悪ければ「害虫」と呼ばれ全滅の危機になるほどの殺戮を人から受ける。

人間の都合のいい勝手に理由をつけるのが「科学」だろう。
農業は、植物栽培と動物飼育に大別できる。
両者とも欲望から自然界が処理できない結果となっている。
その先は、汚染により生きていくことが不可能となった地球が残る。そこに、人は間違いなく存在していないだろう。

それでも、まだ人は欲望にまみれて死の淵に向かって突き進んでいる。
農耕民族と狩猟民族に分けた人類学の説明があるが、狩猟民族は肉ばかり食べていたように思われるが、実際は動物を飼育し余裕ができたら食べられるのであって、原則人は雑食の動物である。


つい最近までは、肉は神への捧げものとした後食べると程度で、よっぽどでないと口にはできなかった贅沢なものであったと欧州の老人は答えている。
現実には、動物の乳を飲む方が理にかなっている。

農業に効率化という考え方は不要なのです。

| | コメント (0)

前回の補足

ごく最近の江戸時代と明治以降をくらぶれば、農民は維新後はひどくなった。


江戸時代の土地所有者は大名であり、農民は年貢を納める代わりに、武士に守ってもらえるし、飢饉などでの年貢の交渉は庄屋さんが行ってくれた。
農民の地位は士農工商と2番目であった。



明治になると、地主が出現し、小作料を搾取された。
また、国民皆兵で鍬を持つ手で銃を持たなければならなくなった。
当然、農村の労働力は減り、江戸時代より悪化した。

近代化と農業は相いれないのに無理矢理推し進め、袋小路にはいり戦争という手段で回避したといっても過言ではあるまい。



戦後、食糧は大国に任せ、日本は工業を伸ばそうと国際分業を考え、農業基本法ができた。

農業等自然を相手にする生業を産業の一分野とみなしている。
今では、マネーゲームの対象となっている。

人間の愚かさもここまで来ると異常である。



農業は産業でしょう?  とか、食糧自給率40%ではだめだ・・・なんて言ってる族は洗脳されているのでしょう。

| | コメント (0)

2014年4月17日 (木曜日)

農業の歴史〜1

農業の歴史というか農民の変遷を大まかに数回に亘ってとりとめも無く書いてみようと思う。
自然を相手にする林業、漁業も含めていると思って下さい。
人口が増え、アフリカから地球の果てまで人が移動し、増えていった。
そこで、食糧を自然界から採るだけでなく、種を蒔いて水をやり、世話をしだした。これが農業の始まりだった。

地球の自然破壊の一番目は農業でした。
日本的に云えば、天が作物を作り、人間は世話したにすぎないことが解り、に五穀を捧げ感謝のお祭りをした。
これでよかったのだが、
    権力者が出現し、搾取を始めた。
年貢、小作料がそれである。
そのため、農民は生産量を増やす努力をした。
そのため、自然をさらに破壊し続けた。
人の欲望は必要以上に収穫量を欲張り、どうしたら増えるのか、試行錯誤し、今に至った。
人より収穫が多ければ余裕ができ、貧富の差が生じた。

農業が経済の一部とみなされ、
そこで求められるものは、効率、低コスト、高収益が優先されるのは当然であろう。
現代農業は、肥料、農薬、IT利用、流通なしでは考えられない仕組みに組み込まれてしまった。
消費者の求める物を、求める時期に提供することとなった。
まさに、消費者は「神様」である。

神様が人間に置き変わってしまった。


参考:近年の農村の変貌について
小作時代は収穫の半分以上地主に摂られていた。
戦後、農地解放時、食糧難から農村は豊かになった。
金の卵時代で長男以外は都会の労働力へ。
機械化が進み、長男が兼業となり、収入は豊かになった。
サラリーマンの収入で農業機械を購入するので、機械はあるが貯金がないという中途半端な経営状態となり、そのために後継者が不確実であり、一気に離農が増える状況にある。

| | コメント (0)

« 2014年3月30日 - 2014年4月5日 | トップページ | 2014年5月4日 - 2014年5月10日 »