書家 岡本光平氏が寺の襖に
前衛 書家 岡本光平さんが四国88ヶ寺の74番 甲山寺の客殿で1200年記念の一環として 空海が書いていた 飛白体文字を襖に書いていると新聞記事にあった。
寺の話では5月下旬頃から一般公開するようです。
飛白体は古くから書かれていた文字で、空海は唐から帰って後年、書いている。
僕は違和感を覚えるが、岡本さんの飛白体を見たいのでその日まで死ねない。
更に、益田池碑銘の文字はおどろおどろしくて僕は好きだ。
空海は新しい文字を探し求めていたように思える。
カタカナは空海が作った説があるが、偉大さゆえの俗説らしい。
待てない方は、三越で展覧会をみませう。
岡本光平現代書展「空と海の物語 vol.2」
~高野山開創1200年記念~
2015年4月7日~13日 in 高松三越美術画廊
四国八十八ヶ所開創1200年から高野山開創1200年を迎えるにあたり、シルクロードの“こころ”の終着駅はまさに空海の開いた高野山にあると思われます。
シルクロード文化から天才空海を見直すと国際的とは何か、日本の奥深い“こころ”とは何かを教えてくれるようです。
空海の書とシルクロードを道標に、その無限蒼空の志操に想いを馳せた作品約40数点を展覧いたします。
また、本山寺において講演会があるようです。
墨と和紙は、日本人の精神世界の原点を象徴するものだと言えましょう。
墨はただの黒ではなく「玄の階調」であり、
豊かな想像力を喚起し、また静謐の心を養ってくれる究極への誘いです。
私は 空海の益田池碑銘の文字に惹かれるので是非とも行きたい。
写真、文は岡本さんのHPから無断転載した。これは犯罪だ。
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