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2015年4月 3日 (金曜日)

伊丹十三記念館から通販した

かつて訪れた松山市内にある「伊丹十三記念館」からDVDを買いました。

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ついでにイラストの絵葉書も買ったがすでに買っていたのでダブリました。
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年取ると・・買ったの忘れてまた買ってそれも忘れてまたまた買って・・・いやはや歳のこうですな。

注文のとき例によって迷惑な駄文をメールに書いていたのを披露する。
嫌な客だな〜〜と思っているでせうかしらん。

以下に〜〜〜〜

伊丹万作 監督について
『
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赤西蠣太』と『無法松の一生』はNHKで観ました。
『赤西蠣太』はニトロフィルムが剥落・変色していて数コマ飛ぶし、絵が見えないところもありました。


『國士無双』はフィルムが無く、あっても放送できないほどの破損状況だったそうです。
 フランキー堺さんのカラー版や他にもリメイクされましたが、映画が作られた時代背景とテーマ性が重要なので、下手をするとコメディ映画になってしまいます。

 あの時代はニトロフィルムを上映後、処理して撮影用に使い回ししていました。そのせいで、現存する作品が少ないのと、保管が難しくニトロフィルムはポロポロになって爆発するので公共交通機関には持ち込み禁止でした。
覚えましたか。

 それを知らないと、タランティーノ監督作品やイタリアの「ニューシネマパラダイス」とか「オリオン座からの招待状」など多くの映画にでてきても意味が分からず作品の理解ができませんよ。


役者 伊丹一三
  の中では、『北京の55日』、TV『源氏物語』、『悪一代』(これで勝新太郎に気に入られた)、黒木・藤田監督らの日活ロマンポルノ作品の俳優伊丹さんは自由さが感じられた。
 低予算の映画だが、才能ある監督を贔屓するために無報酬ででていた。
引き換えに、スケベの勉強になる。

当時の大物監督作品に出ていた伊丹さんは僅かな違和感を感じた。言い換えれば周りの俳優から浮いていた感があった。

伊丹十三監督

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  作品で一番好きなのは、オムニバス映画の「タンポポ」です。
監督として最も自由さを発揮していた。
キャスティングで映画の6割は決まると世間で言われているが、タンポポのキャスティングは良かった。
 特に、白服の男:役所広司、白服の男の情婦:黒田福美、カキの少女:洞口依子、カマンベールの老婆:原泉がお気に入りだ。

役所公司の体当たりでスケベなシーンはあれが最後だった。有名になってから未亡人と毒入りワイン飲んで心中するのは興奮しなかったぜ・・。  おばさん達は 興奮してたがナンパするような熟女はいなかったので寂しく帰路に着いた記憶があるのだ。

それより、「うなぎ」がエロかったのは監督がエロ好きだからかしらん。

監督はアブノーマルな性描写が好きなのか?興行上挿入しているのかは信子さんに聞かないと真相は分からない。

 おそらく、俳優時代に得た知識を披露したのであろう。初めからピーターというホモと共演し、市川崑や岸田秀先生やら、以後もポルノの監督を応援するために出たりしていたのでそこいらあたりから探求したのでせう。

 俺も「O嬢の物語」読んでも理解できないので遡っていくと江戸川乱歩にたどり着いた。

 蛇足の長靴:
 役所広司が死ぬ間際に情婦:黒田福美に「イノシシにたらふく山芋食わせて山芋で一杯になったイノシシの腸を喰ったらうまいだろうな〜」を最近憶い出すのです。
 山が荒れ放題になってイノシシ被害でため罠を仕掛けイノシシを裁くとき思い出すのです。

そのほかの映画は、興行収入がないと次回作が作れないというジレンマからか、無理なカット割りが気になります。

ビート武や松本のように自己満足に近い自由に映画を作って頂きかったです。

監督の功績は、
 昔の役者さんをちょい役?に使われたことでしょう。
藤原鎌足さん初め伊丹映画が遺作になった役者さんは感謝されて浄土へ往かれております。
 お浄土で仲良く映画を作られているのでせう。
心配なのは、大御所の監督たちが口うるさいのではないのかしらんといふ点ですが、伊丹万作監督や山中貞夫監督(俺好き)等が後見人でおられるので安心でせう。


著者 伊丹一三については

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 俺等が17歳の頃に『ヨーロッパ退屈日記』を読み漁り、真似をしておりました。
 服装は石津健介さんのVANを倹約してもなかなか買えないので知識だけは詰め込みました。
老年時代の石津さんはパンツ、ワンピース風パジャマは奥さんと同じものを着ておられました。TVで脱いで見せました。
「歳とると屈まなくても脱げるので便利でしょう。」と平然と言われたので、いつまでも合理性を重要視しているのに関心いたしました。

伊丹監督も生きておられたらクリントイーストウッド監督と同世代です。

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クリントイーストウッド監督は段々好きになりました。
作品にはいつも死がテーマとしてあります。
彼の映像は、市川崑監督がフィルムから銀落としを世界初に行った影響を受けたらしく、黒はとことん黒色に撮れとカメラマンに言い続けている。

また、クリントイーストウッドは撮影が早いそうです。

日本の監督はテスト、リハ、ダメだし と時間ばかり使うので役者の演技にカビが生えたようになる。ある評論家はそれを味と呼んで賛美している(俺嫌い)。



伊丹さんが生きていたら・・・クリントイーストウッドと張り合えるのか? そうだったら俺ももう少し長生きする気力も湧いてくるのに。

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