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2015年1月31日 (土曜日)

電気スタンドが欲しい

今は目に優しいという類の エルゴスタンドを使っているが、くたびれてきたので買い替えを検討している。

今のはクリプトン電球に直流化した電気を流すのでチラつきもなく、朝日のスペクトルを狙っているので 目に優しいと謳っている。

欠点は、電球寿命が短い、夏は暑い、照らす範囲が狭い・・・である。

デザインか機能かは悩むところです。

目に優しいコンセプトでは、NASA開発の特殊管を使用したものがある。
小型と照度範囲の広いものがある。
スパイラル管が特殊なためか値段が高めである。

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       小型でスッキリしたデザイン

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手元までにばせる機能タイプ


次はデザインと機能で選んだもの

TVドラマの「NCIS」で捜査官が使っているランプだ。
外国の事務所はほの暗く個人ごとにランプがあるのは素敵だな〜と憧れていた。
目が明るさに弱いのでああなってるようです。

デパートの化粧品売り場にたくさんあった。
「ランプ見せて」と言うと怪訝なかおになったので諦めた。
ランプは普通の白熱ランプ用なので化粧品メーカーによって白かったり、赤みかかったりまちまちだった。

シェードが丸いので 照度範囲は狭い。
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   ワイヤーが機能美だ。

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     雰囲気もいいでしょう。
上に穴が空いているので熱も逃げる。
昨日のNCISで捜査官がシェードに触って向きを変えていたので、シェードはそんなに暑くないのだろうと思う。


古きアンチークなデザインものなら

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    いい雰囲気だ

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      趣味や寛ぐ時にいいでしょう

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2015年1月30日 (金曜日)

五方よしの リフォーム会社 

今の世の中 「3だけ」 が流行っています。
 ・自分だけ
 ・今だけ
 ・お金だけ
を言います。

しかし、これでは商売は続きません。

そこで、
横浜の会社で、16年増収で
「5方よし」の会社として有名です。
・自分よし
・買い手よし
・世間よし

ここまでを「3方よし」と言い、近江商人の心構えです。
・仕入先(職人さん等)よし
・社員よし
で5方よしです。

こんな会社があるのです。
しかも儲かっている。

価格以外はお客様第一。
電球1個でも交換にいく。

社員と家族は守る、ボーナスは他社よりはるかに多い。
ノルマなし、値切りなし、残業なし、首切りなし・・・

仕入先への支払いは、12月なら20日締めで26日振り込み現金払い。

事務所は近所の方たちの溜まり場に改造し、コーヒー等無料。

向かいの施設の方が作られたパンを販売し、残れば社員が買って帰る。

お客さんが株主になるのがポイントかな。
儲け第一でないのがポイントでしょう。

株式会社さくら住宅  のHPは

http://www.sakura-jutaku.co.jp/index.html
です。
NHKラジオ番組(経済展望6:43〜52ぐらい)
で法政大学の坂本光司先生が紹介しました。

記事がHPにのっております。

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2015年1月28日 (水曜日)

今年こそ 国の本たる農業 を

キャノングローバル研究所の 山下一仁 主幹の記事を参考に書いてみました。

農業問題は
今年も、TPP交渉、農協改革など、大きな課題があります。
 
まず、"農政の目的とは何か"ということを明確にしてください。

"農家所得の向上"を強調し、農協改革も、"農家所得の向上"の観点から検討すると主張している。
国民の食料費支出94兆円のうち、80兆円が農業以外の産業の取り分となっているので、農家が周辺産業まで進出することによって農業(農家)の取り分を増やすべきだとも主張している。

 しかし、はたして"農家所得の向上"が農政の目的なのでしょうか?
シャッター通り化した中小の商店主など、農家よりも困っている人はたくさんいます。
また、ある産業の収益性が低下するのであれば、かつての石炭や繊維のように、他の産業に労働者や資本を円滑に移転する政策をとればよく、当該産業の維持やその産業従事者の所得向上のために政策を講ずべきだという議論は行われません。

それなのに、なぜ農家だけが特別に所得を保障されなければならないのでしょうか?

もし農家の所得を保障・向上しなければならないとすれば、食料安全保障を考えているのでしたらナンセンスとしか言いようがありません。
私もかつて食料安全保障を考えておりましたが、資源のない日本でいざという時どうやって農作業をするつもりなのでしょうか。手作業でやるつもりなのかしらん。
 
昨年の米価低下に対して、農業界では、政府が市場に介入して米価を高く維持すべきだという主張が強まっています。
しかし、全農が米の供給を意図的に減らし米価の値崩れを防いだため、古米が溢れ米価低下になったというのに選挙前に農民票狙い以外で、本気で考えているのだったら寂しい限りである。

しかし、消費税の引上げが貧しい消費者の家計に影響を与えるという理由で、米などの食料品には軽減税率(私は反対です)を適用するという方向が固まったのに、米価を上げてよいのでしょうか?
米価が下がったことは、貧しい消費者の人たちにはよかったのではないでしょうか?
さらに、景気減速の原因にもなっていると言わざるをえません。

これまでの農政には、国民への食料の安定供給という大本が忘れられてきました。

農家に4,000億円の減反補助金という納税者負担を行って、米の供給を制限し、米価を吊り上げて6,000億円の消費者負担を強いるなどという、とんでもない政策が、長年続けられてきています。

また、国際価格よりも高い米などの農産物価格は、高い関税で守られてきています。
消費税の引き上げが逆進性を高めるというのであれば、これまでの農政は、逆進性の元祖、本家のようなものです。

 1900年に農商務省に入省した柳田國男は、関税を導入し、米の輸入を抑制することで高い米価を実現しようとした地主勢力に対し、消費者や労働者のことを考えると、安い輸入米を入れてでも、食料品の価格を下げるべきだと主張しました。

農家の所得を向上するなら、米価を上げるのではなく、生産性を向上させて、コストを下げるべきだと主張したのです。

 小作人解放に尽力した石黒忠篤は、農林大臣として農民を前に
「農は国の本なりということは、決して農業の利益のみを主張する思想ではない。所謂農本主義と世間からいわれて居る吾々の理想は、そういう利己的の考えではない。国の本なるが故に農業を貴しとするのである。国の本たらざる農業は一顧の価値もないのである」
と諭しています。

"国の本たる農業"とは、国民・消費者に食料を安く安定的に供給するという責務を果たす農業でした。

 米価が下がっても、農家所得に占める農業所得の割合が極めて低い兼業農家は、影響を受けません。
私も立派な第2種兼業農家です。 農作物を作るのは近所の農家に迷惑をかけてはいけないから一番労力のかからない米を栽培しているのです。もちろん、赤字ですが、田んぼを数年放棄しておくと水田として適さなくなるのです。

影響を受ける主業農家には、農産物価格を高くするのではなく、アメリカやEUのように、財政から直接支払いを交付するという方法があります。

農家は保護され、価格は低くなるので、消費者も利益を受けます。

 昨年バター不足が問題とされました。しかし、国際市場ではバターは過剰で価格は大幅に低下しています。
そのバターが、なぜ国内市場では不足するのでしょう?なぜ、安いバターが入ってこないのでしょうか?

 それは、バターについては高関税によって民間の輸入は事実上禁止されており、低い関税の輸入枠も、農林水産省の指示を受ける国の機関(独立行政法人農畜産業振興機構)が一元的・独占的に輸入しているからです。

農林水産省は、国内の乳製品需給が緩和し、価格が低下することを恐れて、なかなか輸入しようとはしないし、輸入する場合でも最小限の量しか輸入しないため、必要な量が必要な時に国内市場には輸入されません。

関税などがなくなることで、酪農家が苦しくなるのであれば、国からの直接支払いを増額すればよいのです。

 農政の目的が国民への食料の安定供給なら、TPP交渉への対応も簡単です。
農産物・食料品への"関税"を廃止して、直接支払いに転換することです。

 農協は協同組合であるという理由で独占禁止法の適用除外を受けてきました。
このため、全国組織の全農や北海道のホクレンなどは、肥料・農薬、機械、飼料などの資材を高く農家に売りつけてきました。
農協以外から資材を購入すれば共同出荷停止処分や、毎年農協から種もみを買わないとカントリーの利用禁止処分が農家にされるのです。
農家のための農協ではなく、逆です。
よって、コストが高くなるので、農産物・食料品の価格も高くなります。
その高い価格を維持するために、関税が必要となりました。

政治組織である全中(減反政策の米価交渉運動の旗手です)に関する規定を農協法から削除して、高い米価、高い関税を維持するよう運動してきた、農協の政治力を削ぐことも重要です。

全農やホクレンを株式会社化して、独占禁止法を適用すれば、農産物価格は下がります。
しかし、農家にあぐらをかいていた全農は赤字経営になるでしょう。

 農政の目的を国民への食料の安定供給と定め、"国の本たる農業"が実現できるような農政を展開してほしいと思います。

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吉野 弘さんの詩 「I was born」

ご無沙汰です。
お寺の研修会へ出かけてかき回したりした祟りかしらん、けんびきから、口内炎へ、そして風邪に襲われ始めた。

昨年身罷られた偉大な詩人 吉野  弘 さんの本がよく売れている。
Amazonでも在庫切れだった。
Unknown

亡くなられてその優しい詩に〜ホッとする。
今の世は3だけが流行っているようであまりにも寂しい。

3だけとは、自分だけ、お金だけ、今だけ・・・だそうだがいくらでも置き換えができる。

孤独になった時、辛くなった時 読みたくなる詩が多くあります。
自分のお気に入りを見つけて暗唱しようではありませぬか。

以下に   吉野 弘「現代詩文庫」思潮社より転載します。

 I was born

確か 英語を習い始めて間もない頃だ。

或る夏の宵。父と一緒に寺の境内を歩いてゆくと 青
い夕靄の奥から浮き出るように 白い女がこちらへやっ
てくる。物憂げに ゆっくりと。

 女は身重らしかった。父に気兼ねをしながらも僕は女
の腹から眼を離さなかった。頭を下にした胎児の 柔軟
なうごめきを 腹のあたりに連想し それがやがて 世
に生まれ出ることの不思議に打たれていた。

 女はゆき過ぎた。

 少年の思いは飛躍しやすい。 その時 僕は<生まれ
る>ということが まさしく<受身>である訳を ふと
諒解した。僕は興奮して父に話しかけた。

----やっぱり I was born なんだね----
父は怪訝そうに僕の顔をのぞきこんだ。僕は繰り返し
た。
---- I was born さ。受身形だよ。正しく言うと人間は
生まれさせられるんだ。自分の意志ではないんだね----
 その時 どんな驚きで 父は息子の言葉を聞いたか。
僕の表情が単に無邪気として父の顔にうつり得たか。そ
れを察するには 僕はまだ余りに幼なかった。僕にとっ
てこの事は文法上の単純な発見に過ぎなかったのだか
ら。

 父は無言で暫く歩いた後 思いがけない話をした。
----蜉蝣という虫はね。生まれてから二、三日で死ぬん
だそうだが それなら一体 何の為に世の中へ出てくる
のかと そんな事がひどく気になった頃があってね----
 僕は父を見た。父は続けた。
----友人にその話をしたら 或日 これが蜉蝣の雌だと
いって拡大鏡で見せてくれた。説明によると 口は全く
退化して食物を摂るに適しない。胃の腑を開いても 入
っているのは空気ばかり。見ると その通りなんだ。と
ころが 卵だけは腹の中にぎっしり充満していて ほっ
そりした胸の方にまで及んでいる。それはまるで 目ま
ぐるしく繰り返される生き死にの悲しみが 咽喉もとま
で こみあげているように見えるのだ。淋しい 光りの
粒々だったね。私が友人の方を振り向いて<卵>という
と 彼も肯いて答えた。<せつなげだね>。そんなことが
あってから間もなくのことだったんだよ。お母さんがお
前を生み落としてすぐに死なれたのは----。

 父の話のそれからあとは もう覚えていない。ただひ
とつ痛みのように切なく 僕の脳裡に灼きついたものが
あった。
----ほっそりした母の 胸の方まで 息苦しくふさいで
いた白い僕の肉体----
  

(作者註:「淋しい 光りの粒々だったね」は
詩集「幻・方法」に再録のとき、「つめたい光の
粒々だったね」に改めました)

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